EP | JaeDal – Come and go

Written By Sakiko Torii

Legit Goonsクルーに所属するJaedal(ジェダル)が、4曲入りのEP『Come and go』を2月26日にリリースしました。昨年9月にリリースされた『Period』以来、約半年ぶりの作品となります。

『Period』は私が個人的に大好きなアルバムで、いろんなところで大好きってことを語りまくってきました。菊地成孔さんのラジオ番組『粋な夜電波』でも掛けたし(詳細はこちら)、リアルサウンドでも紹介したし(詳細はこちら)、リアルサウンドとLATINAでは「2018年ベスト10アルバム」にも選出しました(詳細はこちら)。

こんなに名作なのに韓国でも全然話題にならなくて切なかったのですが、『韓国大衆音楽賞』では「最優秀ラップ&ヒップホップ・アルバム」にノミネートされたし、『Korean Hiphop Awards』では「今年の過小評価されたアルバム」にノミネートされたし、やっぱり評論家ウケするんだな、と。「過小評価されたアルバム」ってのがあまりにもピッタリ。

ちなみに『韓国大衆音楽賞』のほうは2月26日に受賞者が発表されまして、「最優秀ラップ&ヒップホップ・アルバム」はBassagongの『탕아 (Tang-A)』が受賞しました。Bassagongも同じLegit Goonsのメンバーで、そんなに売れてはいないのですが、私も大好きでやはり「2018年ベスト10アルバム」に選出しています。Legit Goonsはとにかく音楽評論家とかマニアとかの間で人気が高いですね。

そんなJaeDalが新しいEPを出したと言うので、さっそく聴きながらこの記事を書いています。いきなり髪の毛を真っ赤に染めてビジュアルがガラッと変わったので音楽性も変わってるのかなって思ったのですが、そこは変わってなかったです。相変わらず綿密に作り込まれたサウンドに優しい歌声が乗せられています。ポップな感じも健在です。

今作もJaeDalが全曲の作詞・作曲・編曲を手掛け、ほぼすべての楽器を自分で演奏しています。ミキシングもJaeDal自身が手掛け、マスタリングはSultan of the Discoのリーダーとして知られるナジャム・スが担当しています。ナジャム・スは数多くのヒップホップ・ミュージシャンの作品でエンジニアを務めていますが、特に最近は勢いが半端ないです。

EP『Come and go』のトラックリストは以下の通りです。

01. Waterfall
02. Come and go (Feat. LOPE)
03. Oh sh
04. Step Back

 


 

JaeDal – Come and go のご視聴はこちらから

itunes spotify

 

writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの運営者。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。

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