BLNKがニューアルバム『FLAME』をリリース。超豪華なフィーチャリング陣を迎えた4年半ぶりの力作!
リリースからちょっと日にちが経ってしまいましたが、LEGIT GOONS所属のBLNKが、3月5日に2ndアルバム『FLAME』を発表しました。2015年9月にリリースされた前作『Color Unique』以来、約4年半ぶりのアルバムとなります。
今回の『FLAME』にはnafla、CHANGMO、Paloalto、Nucksal、Simon Dominic、YUMDDAなど超豪華なフィーチャリング陣を迎え、完成度を高めています。BLNKは知名度こそ高くはないものの、これだけ豪華なラッパーたちが参加することからシーンの中での立ち位置は察することができると思います。詳しくは後述!
14曲が収録されたアルバムのうち、1曲目を飾るトラック『Love is』のミュージックビデオが公開されています。
[MV] BLNK – Love is
そもそもLEGIT GOONSというクルー自体、華々しく脚光を浴びているというよりは、ヒップホップシーンの内輪で支持されているような傾向があります。マニアックなファンと業界からの絶大な人気に支えられているタイプというか。売り上げよりも賞を多く得てしまうSamuel Seoタイプです。Samuel Seoタイプの意味が分からない人は、この記事の最後のほうをご参考にどうぞ。
LEGIT GOONSに関する詳しい説明は、以前soulitudeさんが書いてくれたこちらの記事を読んでいただくと良いかと思います。その記事の中でBLNKは一瞬名前が出てくるだけなので、改めてもう少しここで説明を加えると、まず名前は「ブレン」と読みます。元々は「ブレンタイム」といって「BLNK TIME」とか「BLNK-Time」とか表記にもバラツキがあって覚えにくかったのですが、今回のアルバムから正式に「BLNK(ブレン)」に統一することになったそうです。現在30歳、まだまだ進化中です。
LEGIT GOONSは一言で言うと「個性的な才能の集まり」って感じですが、BLNKも例にもれず才能に溢れた人で、ラップ、プロデュース、映像、美術までを手掛ける万能アーティストです。低音で深みのある声質を活かしたハリのあるラップと、センスに溢れた楽曲プロデュース能力で、多くのアーティストたちから絶賛されています。また、音楽活動だけでなく広告制作などの仕事でも大活躍のようです(Dok2の時計の広告とか、BLACKPINKのジェニーのグラビア撮影とか)。
そんなBLNKの最新作『FLAME』は、豪華フィーチャリング陣に負けないくらいBLNKのラップの魅力がぎっしり詰まった一枚です。複数のプロデューサーを迎え入れたことで音楽スタイルもかなり幅広くなっており、聴きごたえ抜群、リピート必至! これを機に、ぜひBLNKやLEGIT GOONSにも注目してみてください! ちなみに私が一番好きなLEGIT GOONSのメンバーは、JaeDalです(いらん情報)。
アルバム『FLAME』のトラックリストは以下の通りです。
01. Love is
02. Chi Chi island
03. 역마 (Itchy Feet) (Feat. nafla)
04. DEADMAN (Feat. CHANGMO, Chaboom)
05. Rollercoaster Ride (Feat. Nucksal, YUMDDA)
06. 원을 그리며 장작을 줍다. (Loitering, Circling, Taking Branches)
07. Burning
08. Morphine
09. Dejavu (Feat. Simon Dominic)
10. NETFLIX
11. When i was caught (Feat. Paloalto)
12. 모닥불 (Bonfire) (Feat. キム・オキ)
13. FLAME !
14. Playground (Hidden Track) (CD Only)
BLNK – FLAME のご視聴はこちらから