Album | BewhY – The Movie Star

Written By Sakiko Torii

先週から放送がスタートした『SHOW ME THE MONEY 8』にプロデューサーとして出演中のBewhY。2016年に同番組のシーズン5で優勝を果たしたBewhYは、同年アメリカのレジェンド級ラッパーであるTalib Kweliとのコラボも実現。その翌年には個人レーベル「Dejavu」を設立し、以降も全米ツアーの敢行、韓国独立運動100周年記念公式ソングへの抜擢など、韓国の数多いラッパーの中でも特に独自性の高い活動を繰り広げています。

そんなBewhYが、7月25日に2ndアルバム『The Movie Star』をリリースしました。前作『The Blind Star』から約2年ぶりのアルバムとなります。全12曲で構成された本作にはCrush、Simba Zawadi、Verbal Jint、SUMIN、C Jamm、Khundi Pandaがフィーチャリングで参加しています。

高校の同級生であり、良き友人として、ライバルとして、長年切磋琢磨し合ってきたC Jammがフィーチャリングしているのがとても感慨深いです。『SHOW ME THE MONEY 8』のサイファーで「シーズン4で一目惚れしたBewhYが今や俺と一緒の審査員」とラップしているVerbal Jintがフィーチャリングしているのも素敵ですね。

アルバムからは『가라사대』という曲のミュージックビデオが公開されています。タイトルは「カラサデ」と読み、意味は「曰く」です。

[MV] BewhY – 가라사대 (曰く)

 

このタイトルを見た時、最初はてっきり昔のレーベルの「가라사대(カラサデ)」のことを指してるのかと思いました。カラサデとは1997年に韓国で設立されたヒップホップ専門レーベルで、2005年の解体までに所属していたアーティストはE SENS、現EPIK HIGHのMithra眞、Primary、P-type、Koonta、それから上述のBewhYとTalib Kweliのコラボ曲をプロデュースしたKeeprootsなど、今では「大御所」「重鎮」のような位置づけにいる大物ばかりです。

昔のレーベルにリスペクトを示す曲なのかなって思って歌詞に目を通したところ、「BewhY曰く、~なかれ」といった歌詞が続いていくので、純粋に「曰く」の意味で昔のレーベルは関係ありませんでした(笑)

BewhYは韓国ヒップホップシーンきっての敬虔なクリスチャンとして有名です。もともと宗教を題材にした歌詞も多く、サウンドにもキリスト教音楽を感じさせるものが少なくありませんが、この「BewhY曰く、~なかれ」という歌詞からもその影響が感じられますね。

以前から一から十まで自分一人でやることで知られているBewhYですが、今作も12曲すべての作詞・作曲・編曲・ミックスまでをBewhY自身が手掛けています。もちろんフィーチャリング・アーティストがいる曲に関しては、参加したアーティストが自分のパートの作詞やメロディーメイキングを担当していますが、それを除けば完全オール・セルフプロデュースです。さすが!

ニューアルバム『The Movie Star』のトラックリストは以下の通りです。曲名の後ろには、カッコ書きで日本語の意味と英題の両方を載せてみました。

01. 적응 (適応 / Adaptation)
02. WON
03. 아들이 (息子 / I Did It) (Feat. Crush)
04. 본토 (本土 / The Mainland) (Feat. Simba Zawadi)
05. 거장 (巨匠 / The Greatest) (Feat. Verbal Jint)
06. 주연 (主演 / Leading Actor)
07. 장미는아름답지만가시가있다 (薔薇は美しいが棘がある / Rose) (Feat. SUMIN)
08. 찬란 (燦爛 / Challan)
09. 초월 (超越 / Transcend) (Feat. C Jamm)
10. 다음것 (次のもの / Damm Gut) (Feat. Khundi Panda)
11. 가라사대 (曰く / Gottasadae)
12. 주인공 (主人公 / Protagonist)

 


 

BewhY – The Movie Star のご視聴はこちらから

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