Single | BewhY x Talib Kweli - International Wave (Prod. Keeproots)


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大ニュースであるにも関わらず、ちょっと記事を書くタイミングが遅くなってしまいましたが、それにしてもとんでもないことになっちゃいましたね。あのTalib Kweli(タリブ・クウェリ)がKeeprootsと! さらにはBewhYと! コラボレーションしちゃっただなんて!

と、いきなりハイテンションで始まりましたが、このニュースが最初に出てきたときは本当に驚きました。ニューヨーク・ヒップホップのルーツとも呼ばれるアメリカ人ラッパーのTalib Kweliが、同じく韓国ヒップホップのルーツの一人に数えられる韓国人プロデューサーのKeeprootsとコラボだと言うのですから。しかも去年よりメキメキと頭角を現し始め、今や韓国ヒップホップシーンで一番旬の存在と言っても過言ではないラッパーのBewhYまでもが参加したと言うのですから。大変なことです。

韓国ヒップホップファンの皆さんにはTalib Kweliという名前にあまり馴染みがないかもしれませんが、Mos Def(モス・デフ)と一緒に「Black Star」として1998年に発表したアルバム『Mos Def & Talib Kweli Are Black Star』とか、DJ Hi-Tek(DJハイテック)と一緒に「Reflection Eternal」として2000年に発表したアルバム『Train of Thought』とかのジャケット写真なんかは、見たことがある方も多いのではないかと思います。


Black Star


Train of Thought

 

それからKeeprootsですが、韓国の大御所ラッパーだけが集まった不汗黨クルーのメイン・プロデューサーとして活躍している方で、90年代のBoombapを韓国で一番得意としているビートメイカーだと思います。ザックリとして乾いた音作りが得意で、90年代の荒削り感をうまく表現できる方なので、Talib Kweliとの相性は間違いなく最高です。拙著『ヒップホップコリア』にも簡単なプロフィールを掲載しています。

それからBewhYは言わずもがな、今をときめくスーパールーキーですね。今年放送された『Show Me The Money』のシーズン5で見事に優勝を果たし、2016年で最も話題性とブランド力があるラッパーです。『ヒップホップコリア』にもBewhYのページが丸々1ページあります。これはもう『ヒップホップコリア』を買うしかない!(笑)


ヒップホップコリア: 韓国語ラップ読本

 

さて、今回リリースされたこの3人のコラボシングルですが、曲名は『International Wave』といいます。「国際的な波」ってことですね。海の波ではなくて、「流行」とか「盛り上がり」とかの意味です。「流行の波に乗る」とか「時代の波に乗る」とかの。って言いつつ、もし解釈違ってたらごめんなさい。

残念ながらミュージックビデオはないのですが、ティーザーが公開されています。iTunesではすでに販売されていて、この記事の一番下にリンクを貼っておきますので、気になる方はぜひご購入を。これは胸を張って購入をお勧めしたい一曲です!

こちらがティーザーです。Talib KweliバージョンとBewhYバージョンの2種類あります。

 

ところで今回のコラボはそもそも、制作会社のLuminant Entertainmentが企画したものだそうです。韓国のアーティストとアメリカのアーティストを繋ぐプロジェクトで、その第一弾として発表されたのが去年のTabloとJoey Bada$$による『HOOD』でした。そして今回の『International Wave』はプロジェクトの第二弾となります。韓国って最近本当にアメリカとのコラボに積極的ですよね。嬉しいことではありますが、どんどん遠くに行っちゃうようで寂しいです(笑)

この記事の一番上に貼ったアートワークをご覧いただくと、オレンジ色のベースの中に外国の街が見えると思いますが、これはTalib Kweliの出身地であるニューヨークのブルックリンの街に、BewhYの出身地である仁川市を象徴するフレーズが入っているそうです。韓国とアメリカを繋げるというコンセプトが、アートワークにも生きているというわけですね。

こんなプロモーション動画もありますので、最後にこちらもご参考にどうぞ!

 


 

BewhY x Talib Kweli – International Wave のご購入はこちらから

itunes

 

Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者である鳥居咲子は、幼少期よりピアノと音楽理論を学び、ロンドンに音楽留学をした。現在は音楽記事の執筆、ライブ主催、楽曲リリースのコーディネート、メディア出演など、韓国ヒップホップに関する様々な活動を展開している。著書に『ヒップホップコリア』。音楽以外に関するネタを集めた趣味ブログ『BLOOMINT DIARY』も運営中。別名ヴィヴィアン。
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