Diary | HMV&BOOKS TOKYOで韓国ヒップホップのトークショーをやりました


2017年10月14日(土)、渋谷MODI内にある「HMV&BOOKS TOKYO」にて久々のトークショーを開催しました。本イベントの告知記事はこちらです。

これまで私がやってきたトークショーは主に拙著『ヒップホップコリア』にフォーカスした内容でしたが、今回はもっと自由に韓国ヒップホップや韓国の音楽について語り合いました。とは言ってもHMV&BOOKSさんがこの日のために『ヒップホップコリア』をたくさん入荷してくださったので、ちゃっかり宣伝もさせていただきました!

こんなに素敵に並べていただけるなんて、嬉しかったです~!

 

イベントスペースはこんな感じ。本屋さんの中にあるとはいえ、ステージも音響もバッチリ!

 

リハーサルと段取りの打ち合わせを済ませ、いよいよ本番。まずは私一人でステージに上がり、11月16日に開催される『ILLIONAIRE AMBITION LIVE IN TOKYO 2017』の告知や、『ヒップホップコリア』の宣伝などをさせていただきつつ、このトークショーの趣旨や内容について簡単にご説明しました。

 

そしていよいよトーク本番。今回ゲストとしてご登壇いただいたのは、最近までタワーレコードが運営している音楽レビューサイト「Mikiki」で編集者を務めていらした加藤直子さん、そして人呼んで「キモオタ界、最後の希望」『bmr』編集長の丸屋九兵衛さんです。

加藤さんと九兵衛さんとは、だいたい同じ頃に知り合いました。2014年に私が韓国ヒップホップの普及活動に本腰を入れ始めた頃、私がMikikiさんに「ライブの告知記事を掲載してほしい」とメールしたことがきっかけで加藤さんと知り合いました。九兵衛さんはそれと同じ頃、「私の活動の助けになれば」と気を遣ってくれた私の友人が、そのまた友人を介して紹介してくれました。

それ以降はお二人とも私がライブをやるたびに来てくださったり、ほかにも何か機会があればご一緒させていただいたりと、お付き合いを続けさせていただいています。お二人とも韓国のヒップホップはもちろん世界の音楽シーンにお詳しいですし、とても話しやすい方たちなので、今回もこうしてご一緒できて本当に嬉しかったです。

 

私からは、韓国のヒップホップシーンに関する簡単な説明をして(ヒップホップがチャートTOP10に9曲入った時の画像を見せたり)、11月のライブの告知も兼ねてIllionaire RecordsとAmbition Musikの曲紹介をしつつ、Dok2とThe Quiettとの3年に渡る付き合いの中で特に面白かったエピソードを紹介しました。ここでは書けないこともいろいろ話したので、「聞きたかった!」と思う方はまたトークショーをやる機会があればぜひ来てくださいね!

加藤さんからは、それほどメジャーではないお勧めの楽曲をメインにご紹介いただきました。私も大好きなLegit Goonsの話から、名前だけ聞いたことがある程度だったWAVISABIROOMの曲紹介などとても興味深かったです。

「プロデューサー推し」という加藤さんは、PEEJAYの紹介としてZion.Tのトラックをセレクト。マイナーどころだけでなく大衆的な部分も抑えてくださり、韓国ヒップホップの多様性を改めて感じることができました。加藤さんは私よりもレアどころを掘っているし、幅広い音楽を聴き込んでいて知識が豊富というか、さすがライター歴が長いだけあって言葉で表現する力が素晴らしい。私も勉強になりました。WAVISABIROOMは私もチェックしたいと思います!

九兵衛さんからは、防弾少年団やBIGBANGにインタビューした時のエピソード、アイドルたちの音楽マニアっぷり、防弾少年団のトラックに仕込まれた音に対する「謎解き」など、九兵衛さんファンの方にはお馴染みの内容からスタートしていただきました。

さらに韓国映画『火山高』とアメリカンのヒップホップシーンとの意外な関係、中国版『Show Me The Money』へのツッコミなどの新ネタ、それからG-Dragonをはじめとする美青年への愛、AZIATIXへの愛など、それはもう様々な話題を網羅してくださって。マニアックなネタがどんどん出てくるところがおもしろすぎて、九兵衛さんだけで2時間は必要なんじゃないかなって思いました。とにかく話題の引き出しの多いこと!

 

そして最後は、サプライズで私の友人である韓国人ラッパー、C.Cle(シクル)の生パフォーマンスをお届けしました。チェジュ島出身のC.Cleは「大好きな日本で活動したい!」という夢を掲げて2013年末に来日しました。しかし翌春、韓国のレーベルとの契約が決まって帰国することに。人気グループEXIDを大ヒットに導いたプロデューサーの元でデビューしました。

それ以降はアイドルなどにラップ指導をしながら、自身もアルバムを出したりライブ活動をしたりと忙しくしています。Gファンクを愛するC.Cleはバンド活動にも力を入れており、今後の活躍がますます期待できる一人です。今回たまたま日本に遊びに来てくれたことから、お客様にも生の韓国語ラップを楽しんでいただくことができて本当に良かったです。C.Cle君、ありがとう~!

パフォーマンスの様子はこちらをご覧ください(動画を撮影してくださったTamagoさん、ありがとうございます!)。C.Cleのアルバム『Countryside』もお勧めですので、気になる方はこちらの過去記事をご覧ください。当オンラインショップでCDも販売中ですので~!

 

こんな感じであっという間の2時間のトークショーは終了しました。最初に用意していた椅子では足りなくて追加で椅子を並べているのを見たり、通りがかりのお客さまなのかな? 後ろのほうで立ち見してくださってる方々を見たりして、とてもありがたかったです。

トーク終了後は生意気ながらも私のサイン会をやって、プレゼントやお手紙をいただいたり、ありがたいお言葉をたくさんいただいて、「こういう方たちにもっと喜んでもらえるように、これからも頑張ろう!」と改めて思ったのでした。いつも来てくださるお馴染みの顔ぶれも数名いらっしゃって、短くても少しずつご挨拶もできて、本当に感謝×100万回です。

加藤直子さんも、丸屋九兵衛さんも、ためになるお話をありがとうございました。お二人のおかげで私も楽しいトークができました。またこのメンバーでやれたら嬉しいな~。C.Cle君もありがとう。そして今回のトークショーを企画・準備してくださったFATIMAさん、HANECOMさん、HMV&BOOKSさん、どうもありがとうございました。たくさんの方々のおかげで私は今日も楽しく生きることができるのでした。

 

次は九兵衛さんと韓国ラッパーや韓国アイドルの美青年について語るトークイベントをやって、萌えポイントをレクチャーしてもらいたいな~(心の声)

<Photographed by HANECOM>

 


Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者。イギリスでの音楽留学経験を生かした音楽的に深みのある記事が売り。独自スタイルのライブ企画、楽曲リリースのコーディネート、ライター活動、各種メディア出演など、韓国ヒップホップにおいて多方面に活躍中。著書に『ヒップホップコリア』。別名ヴィヴィアン。
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