P-TYPEがシングル『Explicit Content』で3年ぶりにカムバック!

Written By Sakiko Torii

超大御所ラッパーのP-TYPEが、2月3日にシングル『Explicit Content』をリリースし、約3年ぶりにカムバックしました。

P-TYPEは韓国ヒップホップの黎明期から活動を続けている、いわゆる「第一世代」のラッパー。2000年頃にVerbal Jintなどと共に韓国語ラップにおけるライミングの基礎を開発し、ヒップホップシーンを発展させた第一人者です。2008年に電撃引退するも、2013年に5年ぶりに復帰。同年には「不汗黨(プランダン)」クルーのメンバーとして来日ライブも果たしています。

復帰後は多くの楽曲をリリースし、精力的に活動を繰り広げました。特に2015年にリリースしたアルバム『Street Poetry』は名盤なので、ぜひ多くの人に聴いていただきたいです。2017年を最後に再びラッパー活動を辞めていましたが、去年JUSTHIS、Illinit、Don Malikの3人からなるクルー「DOPPELGÄNGEM」に4人目のメンバーとして加入したことを発表。3度目の復帰を果たしました。

今回リリースされた『Explicit Content』には、P-TYPEのソロバージョンとDOPPELGÄNGEMクルーのメンバー全員が参加したリミックスの2種類が収録されています。こちらはソロバージョンのオフィシャルオーディオです。

[Official Audio] P-TYPE – Explicit Content

 

タイトルの「Explicit Content」とは「露骨な内容」という意味で、過激な歌詞が含まれる曲などに対して使われる言葉です。暴力的、性的、麻薬などの犯罪に繋がるような内容が含まれる場合、未成年には不適切ですよ~とお知らせする注意書きのようなものです。

この曲はタイトル通り、露骨な内容をオブラートに包まず吐き出しています。ヒップホップには元来、暴力的な表現がつきものです。そしてこの「暴力的」というのはP-TYPEを知る上で重要なキーワードとなります。詳しくは過去インタビューを読んでいただくと分かるのですが、なにせビックリするくらい長くて難しくて読むのが大変なので、本当に興味のある人だけどうぞ(笑)。全体を読むのが嫌だったら「暴力的」で検索をかけてみてください。でもものすごく読む価値のある記事ですよ!

リミックスバージョンのオフィシャルオーディオも公開されています。DOPPELGÄNGEMクルーのメンバーは全員ラップスキルが抜きん出て高く、大衆性からは距離があるものの、ヒップホップマニアからは絶大な支持を受けている面々です。

[Official Audio] P-TYPE – Explicit Content (DOPPELGÄNGEM remix) (Feat. JUSTHIS, Illinit, Don Malik)

 

トラックをプロデュースしたのは、不汗黨クルーのメンバーであり、オールドスクールサウンドを韓国で最もうまく作り出すプロデューサーの一人であるKeeprootsです。Dom MalikやIllinitもオールドスクールを最も得意とするラッパーなので、素晴らしい相乗効果が出ています。

3度目の復帰を果たしたP-TYPE、そして4人体制のDOPPELGÄNGEM、これからの歩みが非常に楽しみです!

 


 

P-TYPE – Explicit Content のご視聴はこちらから

itunes spotify

 

writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの運営者。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。



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