2回目も大盛況! 韓国ヒップホップのファンが大集合した『BLOOMINT PARTY vol.2』のレポをお届け!

Written By Sakiko Torii

こちらのページで告知していた通り、2019年6月8日(土) に2回目の「BLOOMINT PARTY」を開催しました。今回も簡単なレポを書きたいと思います。前回のレポと違って写真もちゃんがあるよ~(笑)。私が前回のレポで写真撮らなかったってブツブツ言ってたから、いろんな方が写真を送ってくれました。ありがとうございます!

チケットはパーティー前日の夜にソールドアウトしました。前回に引き続き、今回も会場の最大収容人数である40人にお集まりいただき、大盛況! しかもその半数はお一人様参加! 来てくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。重ね重ねありがとうございます!

 

貴重な時間とお金を使って集まってくださった皆様に、それ以上のお返しができるようにと一生懸命トーク内容の資料を準備しました。今回のトークは「韓国ヒップホップの歴史」というちょっとアカデミックなテーマだったので「さすがにマニアックすぎるかな?」と不安だったのですが、皆さんおもしろかったと言ってくださって安心しました。

1990年初頭から現在に至るまでの約30年間で韓国のヒップホップがどのように誕生して発展してきたか、合間に起こった様々な出来事を交えながら説明していきました。ラップの誕生と発展の経緯、レーベルの発足、ディス戦、シーンの多様化と大衆化など幅広い事象を総括したので、「韓国ヒップホップ」というカルチャーがどういうものなのかが多角的に理解できたのではないかと思います。

 

 

これ以外の写真もInstagramに貼ったので、良かったら見てみてね( ↓ )。この日のトーク内容やプレゼン画面の中に登場したPaloaltoさん、Deepflowさん、Nuolさん、Huckleberry Pさん、Jerry.kさん、Mild Beatsさんから「いいね」をもらってめちゃくちゃ感慨深いです。

来てくださった方のために改めて復習すると、Paloaltoさんは「神の意志」と「Hi-Lite Records」の人、Deepflowさんは「ビッグディール」と「VMC」の人、Nuolさんは「マイクスワッガー」を制作した人、Huckleberry Pさんはその「マイクスワッガー」でブレイクした人、Jerry.kさんは「ソウルカンパニー」をKebeeさんとThe Quiettさんと一緒に始めた人、Mild Beatsさんは「ビッグディール」の所属で『Deal With Us』を作った人です。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

한국힙합 역사를 강의했습니다. 트렌디한 음악만 듣는것도 괜찮지만 이 문화를 더 깊게 이해하기 위해 문화를 만들어오신 분들의 발자국등 다각적으로 배우는것도 중요하다고 생각합니다. . パーティーに来てくださった皆様、本当にありがとうございました!韓国ヒップホップの歴史を大まかにでも把握することで、この文化をもっと深く楽しむことができる!知ることって楽しい!そんな時間になれたんじゃないかと思います。たくさんの方々といろんなお話ができて、好きな音楽について語り合えて、とても幸せな時間でした。重ね重ねありがとうございました😊🙏❤️

SAKIKOさん(@sakiko_vivi)がシェアした投稿 –

 

ところで今回、チケット購入の際に「最近ハマっている曲」というアンケートを取ってみたのですが、トークの最後はこのアンケート結果の発表で締めくくりました。回答してくれた方たちに「この曲のどういうところが好き?」みたいなことを聞いてみたりして、いろんなお話が聞けて楽しかったです。あと、思ったよりも回答がバラバラだったのが興味深かったですね。

パーティーの後半はフリータイムで、みんなで自由におしゃべりしました。就活が終わったばかりの大学生、まだまだ人気がなかった頃から韓国ヒップホップを応援してきた方、地方から来てくださった方、間もなく長年住んだ東京を離れて事業をスタートするという方、音楽媒体でライターをしている方、ビートメイカーをやっている方、いろんな方といろんなお話ができて、私もすごく楽しかったです。

そしてなんと、あの有名な「書き起こし職人」である「みやーんさん」もご来場! しかも差し入れまでいただいてしまって恐縮!!! みやーんさんが最近書き起こしてくださったこちらもぜひ読んでみてくださいね!

 

そしてこの日、物販用に持っていった『ヒップホップコリア』がまさかの完売でした。いつも売れ残るので今回もいつもと同じ冊数を持っていったのですが、トークの内容が内容だっただけに、読んでみようと思ってくださった方が多かったようです。読みが甘かった~。せっかく現場に来てくださったのに買えなかった方、本当に申し訳ないです……。

『ヒップホップコリア』の中にも韓国ヒップホップの歴史は詳しくまとめてあるので、まだ読んでない人はぜひ読んでみてください。出版からもう3年近いのでさすがに書店には置いてなさそうですが、Amazonにはまだあります。当サイトでも販売してます(こちら)。当サイトでご購入いただいた場合、ご希望に応じてサインをお付けしますよ!

 

以上、パーティーのレポでした! 貴重なお休みを使ってわざわざ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました! ご都合がつかずに来れなかった方も、また次回やることになったらぜひお越しいただけると嬉しいです。なかなか共通の趣味を持つ者同士が集まる機会が少ないので、こういう場を今後も設けていければと思います。

最後にフリータイムに流すために作ったmixのプレイリストをご紹介します。前回は「韓国ヒップホップと言えばこれは外せないでしょ~!」っていう曲を集めましたが、今回はトークの中で登場した曲やアーティスト、私が個人的に好きな曲などを中心にしてみました。あと、上述の「最近ハマっている曲」アンケートの結果も一部プレイリストに反映させています。

Apple MusicとSpotifyにプレイリストを公開したので、ぜひ聴いてみてください! 前回のプレイリストの後ろにそのままつなげています。『NBA』から最後の『Still A Team』が今回のプレイリストです。では~!

 

Apple Music

 

Spotify

 


 

BLOOMINT PARTY vol.1 トラックリスト

※トラックに関して記事を書いたことがあるものはリンクを貼ってあります。Spotifyでは取り扱われてない曲が一部あります

01. nafla, Loopy & BLOO – NBA
02. GIRIBOY, Kid milli, NO:EL & Swings – Flex
03. BOYCOLD & 1,Million – Cruise (Feat. Coogie)
04. P-Type – Don Quixote 2 (Feat. The Barberettes)
05. イ・ヨンジ – GO HIGH (Feat. Woo, CHANGMO & The Quiett)
06. GRAY – TMI
07. jeebanoff – We (OUI) (Feat. sogumm)
08. Evo – 건배PYDU (乾杯PYDU)
09. The Quiett – 漢江 gang (Feat. チャン・ソクフン, CHANGMO, Coogie, SUPERBEE, Beenzino & ZENE THE ZILLA) [Megamix]
10. Soul Dive – Night Is Young
11. Swings – Victorious 2 (Feat. GRAY)
12. Supreme Team – Dang Dang Dang
13. DPR LIVE – Text Me
14. Mild Beats – Deal With Us (Feat. Dead’P, Deepflow, Marco, Addsp2ch, Nextplan, Dynamite, Ignito)
15. MBA – TRAP HOUSE
16. Uneducated Kid – 지금 (今) (Feat. Okasian)
17. HAON – NOAH (feat. Jay Park & Hoody)
18. Cosmic Boy – Indigestion (Feat. Kid Milli, CHOILB & Car, the garden)
19. Verbal Jint – 좋아보여 (良さそうだ) (Feat. The Black Skirts)
20. Jay Park – All I Wanna Do (Feat. Hoody & LOCO)
21. 不汗黨 – 혀를 파지 (舌を彫る)
22. Primary – Question Mark (Feat. Choiza & Zion.T)
23. Dbo – I Could Do Dead (Feat. JUSTHIS)
24. Beenzino – OKGO (Feat. E SENS)
25. Okasian, Paloalto & B-Free – My City
26. DEAN – Howlin’ 404
27. PENOMECO – No.5 (Feat. Crush)
28. Soul Company – Still A Team

 


 

Photo credits: Nakagawa-san, Byeongcheon-san, Noriko-san, Macco-chan

writerSakiko Torii

韓国ヒップホップを専門に文筆業、イベント主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍。



Sponsored Link

Related

/

Access Top

/

Subscribe us!

BLOOMINT MUSICの最新情報をお届けします。

友だちに追加

Sponsored Link