Basickが新レーベル「All Right Music」を設立
Basickが新レーベル「All Right Music」を設立したことが発表されました。Basickの所属事務所であるRMW(※Rainbow Bridge Worldの略称。Mamamooなどが所属しています)のプロデューサー、イム・サンヒョクと共に設立したということです。
どうやらRMWからの独立ではなく、RMWの傘下として設立されたようです。Basickを主軸に設立され、代表はイム・サンヒョクが務めています。それからプロデューサー・チームのFirebatのほか、Big Tray、Marvel J、BOが所属アーティストとして合流したようです。
Firebatはチョン・ダウンとパク・インウからなるプロデューサーチームです。チョン・ダウンは元々RMWの所属で、Basickが『Show Me The Money』のシーズン4で活躍してRMWと契約して以降、Basickの曲の多くを手掛けてきています。今後はFirebatとして新レーベルの主要プロデューサーとなっていく模様です。クルー「Jiggy Fellaz」のメンバーとしてBasickと古くからの音楽仲間であるBig Trayは、韓国ヒップホップの古くからのファンにとってはお馴染みの方ですね。韓国ヒップホップシーンにおいて、ウェストコースト・ヒップホップの代表的な存在と言えます。
RMWによると「ヒップホップ・アーティストに最適化させたシステムのレーベルを立ち上げた。アーティストが自立して創作活動を行い、多様な音楽活動ができるような、ブラック・ミュージック専門のレーベルに成長させる」ということです。また、All Right Musicという名前が示すように「肯定的で聴きやすい音楽で大衆に近づいていきたい」ということです。
そして本日3月20日、レーベルのローンチを記念して『All Right』という曲がリリースされました。この曲はAll Right Musicに所属するアーティストたちが作詞・作曲・編曲などすべての作業を手掛け、各自の考える「All Right」の意味について歌っているそうです。ミュージックビデオも公開されたので、ぜひご覧ください。RMWでは大衆的な楽曲が目立っていたBasickが、ようやく昔のハードコアなスタイルに戻ってきた印象です。