ウ・ウォンジェが初のフルアルバム『BLACK OUT』をサプライズリリース！
AOMGに所属のウ・ウォンジェが1stアルバム『BLACK OUT』を8月18日にリリースしました。アルバムに先行してシングル『USED TO』が8月11日にリリースされていましたが、アルバムが出るというニュースは当日になって初めてSNSで発表。サプライズリリースとなった本作は、ウ・ウォンジェにとってアルバム単位としてはEP『af』以来1年9か月ぶり、フルアルバムとしては初の作品となります。
ウ・ウォンジェは2017年の夏に『SHOW ME THE MONEY 6』で彗星のごとく登場し、同年10月にAOMGと契約してデビュー。そこから約3年の時を経てついにリリースされた初のフルアルバムということで、大変な注目を集めています。
先行リリースされていた『USED TO』は、ミュージックビデオも同時に公開されました。曲もめちゃくちゃかっこいいですが、映像もまた印象的。全員が白い服を着ている世界で、ウ・ウォンジェだけが黒い服に包まれている姿がとても目を引きます。ちなみにこの曲の原曲にはCIFIKAがフィーチャリングしていますが、映像ではちょっと違うバージョンになってるようです。
[MV] ウ・ウォンジェ – USED TO
全9曲が収録された本作『BLACK OUT』には、フィーチャリングとしてCIFIKAのほかにTiger JK、Qim Isle、Jvcki Wai、So!YoON!、sogummなどが参加しています。アルバム全体のプロデュースを担当したのは、ウ・ウォンジェが去年リリースしたシングル『SS』を手掛けたKHYO。また、8曲目の『CANADA』は前作『af』でも活躍したTE RIMが手掛けています。
ところでアルバムのタイトルである「BLACK OUT」とは、基本的には「照明が消えて真っ暗になる」という意味ですが、そこから転じて「記憶を失う」「意識が飛ぶ」「失神する」といった意味もあります。1曲目に収録されている同名曲に「自分の姿が思い出せない」という歌詞があるので、後者の意味で使われていることが分かります。アートワークからも意識が遠のいていくような印象を受けますね。
しかしこのアートワーク、個人的には完全にこれ（ ↓ ）を思い出してしまって、2つ並べたらすごくシュールだなって思ってしまいました。
ってどうでもいい話で茶化してすみません……。
ウ・ウォンジェとJa Mezzのキャラがまったく正反対なのにアートワークが微妙にかぶってることと、かぶってるながらもそれぞれの「らしさ」が出てることが興味深くて。くっきりピンクでアクの強いJa Mezzと、黒のグラデーションで意識が遠のいていきそうなウ・ウォンジェ。『SHOW ME THE MONEY 6』でも共演した2人が、私の頭の中で再会しました。
先行シングル『USED TO』のほかに、アルバムリード曲である『JOB』のミュージックビデオも公開されています。こちらの曲には個性派アーティストとして知られるQim Isleのほか、『SHOW ME THE MONEY 6』の一次審査でウ・ウォンジェのことを発掘したTiger JKがフィーチャリングしています。ウ・ウォンジェは同番組でTiger JKのチームに入り、大活躍しました。有名になった今、こうして曲で再共演をしているところが感慨深いです。
[MV] ウ・ウォンジェ – JOB (Feat. Tiger JK & Qim Isle)
ウ・ウォンジェの1stアルバム『BLACK OUT』のトラックリストは以下の通りです。
01. BLACK OUT
02. R.I.P.
03. USED TO (Feat. CIFIKA)
04. Do Not Disturb (Feat. So!YoON!)
05. Chik Chik Pok Pok Freestyle (Feat. Jvcki Wai & SIMO of Y2K92)
06. JOB (Feat. Tiger JK & Qim Isle)
07. 징기스칸 (Chingiz Khan)
08. CANADA
09. FEVER (Feat. sogumm)
ウ・ウォンジェ – BLACK OUT のご視聴はこちらから
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