Single | DEAN – Howlin’ 404
DEANがニューシングル『Howlin’ 404』をリリースしました。The InternetのSydとコラボしたトラック『love』以来、2年ぶりに全編英語で歌ったトラックです。
5月25日に『Seoul Jazz Festival 2019』のステージを通して先行された本トラックは、同日Apple Musicをはじめとする海外の音源サービスを通して全世界にリリース。アメリカ、カナダ、日本などのApple Musicのメインページにニュースが掲載されるなど、すでに大きな成果も収めています。
トラックのリリースと同時にApple MusicのYouTubeアカウントで公開されたミー文字(Memoji)の映像も話題になりました。ミー文字とはiPhone X以降の機種でできる新機能で、自分の顔文字にアニメーション機能がついたものです。自分の顔の表情に合わせて表情を変えることができます。
DEAN + iPhone XSのミー文字 — Apple
サウンドとしては様々なジャンルが結合されたオルタナティブR&Bで、久々にフューチャー感ある路線でやって来た感じです。また、タイトルの「Howl」は「ほえる」「わめく」「怒鳴る」などの意味で、「404」はインターネットでエラーになったときに表示されるコードです。DEANはこの曲を通して、自分自身をゆっくりと支配していくシステムに対して抵抗しようとする声を表現しているそうです。DEANらしい斬新でかっこいいワーディングですね。
この曲は、ジョージ・オーウェルの『1984』から100年後の未来である2084年を背景にしたというDEANの「130 mood」シリーズ(1stアルバムが『130 mood : TRBL』で、次のアルバムが『130 mood : RVNG』とされています)のアメリカ向けアルバムに入る予定だそうで、未来的かつ機械的なサウンドで汚染された世界を表現し、そこからDEANが見つめる未来の輪郭を描いているそうです。
DEANを主軸に活動しているクルー「you.will.knovv」のメンバーであるNo Identity、RE:ONE、marldn、2xxx!が作・編曲に参加し、同じくクルーメンバーのTabberがコーラスで参加しているそうです。you.will.knovvについては、私が昨年末に行ったDEANのインタビューでもちょこっと出てくるので、まだインタビューを読んでない方がいたらぜひ読んでみてくださいね!
[Official Audio] DEAN – Howlin’ 404
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