Album | JJANGYOU – KOKI7

Written By soulitude

WAVISABIROOMのメンバーとして知られるJJANGYOUが、9月7日に2ndアルバム『KOKI7』をリリースしました。2014年からIllapとして1枚のアルバム、WAVISABIROOMとして3枚のEPをリリースしてその作品性の質の高さが認められてきましたが、ソロとしては2年半ぶりのアルバムとなります。

アルバムのタイトルである『KOKI7』は「Korean Kid」の略語で、アルファベットを傾けて並べるとハングルで「짱(チャン:最高という意味のスラング)」の模様になります。「The ICONtv」でのインタビューによると、このアルバム自体は3年ぐらい前に作っておいたものだそうです。その間にきちんと自分の活動をサポートしてくれそうな会社を探して、今はエンターテインメント全般を扱うグローバル事務所「LIONHEART」と契約しているそうです。

JJANGYOU – 4-4 [MV]

 

今回のアルバムは、WAVISABIROOMの仲間でもあるJflowが総合プロデューサーとして全曲をプロデュースしました。Jflowが所属するもうひとつのチームであるオルタナティブR&Bグループ「히피는 집시였다(Hippy was Gipsy)」とも多くの共同作業をしてきたチョ・ミョングンがギタリストとして参加し、Sultan of the Discoのリーダーとして知られるナジャム・スがミキシングとマスタリングを担当しています。フィーチャリングしたアーティストはR&BシンガーのMinjeのみとなります。

全7トラックのうち5曲はJJANGYOU自身がディレクター及びエディターとしてミュージックビデオの制作に参加し、アルバムのアートワークも自分で手掛けました。音楽だけでなく、多方面にクリエイティブな感性を持ち合わせているJJANGYOUの多才さを改めて知ることができます。

JJANGYOU – ‘NABI’ ‘무더기’ [MV]

 

本アルバムは、JJANGYOUにピッタリの朦朧とした緩いビートやエクスペリメンタルなビートをベースに作られ、シンギングとラップの両方を自在に行き来するJJANGYOUのボーカルと絡み合って絶妙なムードを醸し出しています。ただならぬ「JJANGYOU的」な感情と表現方法も際立っています。ナチュラルさを大切にしているという彼の音楽性が、シーンの中でも特別なものとなっている点が興味深いです。

アルバム『KOKI7』のトラックリストは以下の通りです。

01. 난 모든걸 가지려 하며 살았네 (俺は全てを所有しようとしながら生きてきた)
02. Kiss My Mouth All Day
03. 무더기 (山積み)
04. NABI
05. 4-4
06. Nature Boy
07. 오롯이 나에게 (完全に自分だけに) (Feat. Minje)

 


 

JJANGYOU – KOKI7 のご視聴・ダウンロードはこちらから

itunes spotify

 

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