Part Time CooksがVMCと契約し、シングル『Calling Me』をリリース
アメリカ・ノースカロライナ出身のSaul Goodeと、南アフリカ・ダーバン出身のBlack Mossによるチーム、Part Time Cooksが、かねてより親交の深かったVMC(Vismajor Company)と今年5月に正式に契約を締結しました。
同時にKonceptというニューヨーク出身のラッパーもVMCと契約し、それを記念してこの2組によるコラボシングル『Calling Me』が5月19日にリリースされました。下の写真は、左から順にKoncept、Saul Goode、Black Mossです。どこよりもドメスティックなイメージの強かったVMCが、今回の合流ですっかり国際的なイメージに刷新されましたね。
今回リリースされたシングル『Calling Me』はミュージックビデオも公開されていますので、ぜひご覧になってみてください。全編英語の歌詞ですし「韓国ヒップホップ」枠からは厳密には外れますが、Vismajorのイメージにぴったりのハードコア・サウンドでとてもかっこいいです。
ビデオ内のドナルド・トランプ米大統領に関する描写は、政治的風刺が効いていてさすがアメリカ人ラッパーといった感じです。元々Part Time Cooksは政治ネタをはじめ、アメリカにおける人種差別や警察問題などを語った曲が多いのですが、Vismajorに加入してもそのスタンスは変えないようで良かったです。
ところで去年の夏、私がPart Time CooksのSaul Goodeに直接おこなったインタビューは、かなり読みごたえがあっておもしろいのでぜひ読んでみてください。Part Time Cooksを結成した時の話からニューアルバムの話、Vismajorのメンバーとの話、韓国ヒップホップの話など多方面に聞いています。
Part Time CooksとKonceptは、現在プロジェクトアルバムを準備中だということです。Vismajorのメンバーたちとのコラボにも期待できますね!
Part Time Cooks x Koncept – Calling Me のご視聴・ダウンロードはこちらから