韓国語ラップ読本『ヒップホップコリア』を出版します

この度、韓国ヒップホップ専門の本を出版することになりました!
タイトルは 『ヒップホップコリア』 です。
本の詳細については出版社の公式ページにてご確認ください。2016年8月4日に出荷予定となっていますが、当サイトで7月下旬より先行販売が開始できると思いますので、詳細が決まりましたら再度お知らせいたします。発売までもう少々お待ちくださいませ!
内容は、
- 総勢65組のアーティストのプロフィールと代表曲のレビュー
- 代表プロデューサー、レーベル、クルーの紹介
- 重要ラッパーたちのインタビュー
- 韓国ヒップホップの用語解説
- 韓国ヒップホップの歴史
- 韓国ヒップホップの歌詞分析
- ラッパーの音源収益の実態解明
- ヒップホップ日韓親善
- 時計・靴・車などの所持品自慢
- “脱北ラッパー” の紹介
って感じです。しかも、ジャズミュージシャンの菊地成孔さんがコラムまで寄稿してくださいました! 他にも、この本のためにDok2、The Quiett、DJ Soulscape、Verbal Jint、Deepflowなどといった韓国人アーティストたちが直接協力してくれました!
こんな贅沢な本、想像もしてなかったでしょ?(笑) とりあえず本の詳しい内容については出版社の公式ページをお読みいただくと全容がお分かりになるかと思います!
なんといっても全192ページ、オールカラーでかなり贅沢な作りとなっています。価格は2,200円(税別)で、当サイト以外でも大型書店、Amazon、Tower Recordsなどで購入可能です。内容も本当に素晴らしく、校正原稿をチョロっと見せてあげたアーティストたちが感動していたレベルです。ひどい自画自賛!(爆)
特徴として、全体的にかなり音楽的なアプローチで書いてあります。音楽用語解説から始まり、楽曲のレビューも詳細に書いています。また、韓国ヒップホップの歴史を紐解いたコラムを読めば韓国でどのようにヒップホップが発展したかが把握できます。ライミングの解説も詳しくしました。
アーティストやプロデューサーの紹介でも、音楽的な特徴を詳細に書いています。日本のあらゆる音楽ファンに届いてほしくて書いたので、韓国ヒップホップにすでに詳しい人だけでなく、全く知識のない方にも楽しんでいただけるはずです!
韓国語のラップに少しでも興味がある方であれば、必ず買って損はしないはずです。盛りだくさんの内容を隅から隅まで堪能いただけること間違いなしです。ぜひとも一家に一冊、いや三冊ずつ!
出版社は「パブリブ」というところで、様々な国の様々な音楽に関する本を出版している会社です。代表作の『デスメタルアフリカ』という本は、なんと『タモリ倶楽部』でも取り上げられました。
パブリブの代表であり、『デスメタルアフリカ』の著者であり、そして私の『ヒップホップコリア』の編集も務めてくださっているハマザキカクさん a.k.a 濱崎誉史朗さんが『タモリ倶楽部』に出演して、アフリカのデスメタルを紹介するに至ったほどの成功を収めた本なんですよ!
この他にも『デスメタルインドネシア』や『共産テクノ』などといった本で音楽マニア、あるいは辺境音楽マニアの方々から注目されている出版社なのです。『童貞の世界史』という本は音楽とは全然関係ない本ですが、これもまた響く人には響く内容なのではないかと思います(笑)