レポート/2013 Amoebahood 展示会[3/4]
Report | 2013 Amoebahood 展示会 (2/4) からの続きです。
Gaekoの『될 대로 되라고 해(なるようになれ)』バージョンのフィギュアやナイキとのコラボスニーカーが置いてあった部屋の残りの展示作品をご紹介します。
まずはAmoeba CultureのアートディレクターであるGFXさんの作品から。今までリリースされたAmoeba Cultureのすべてのアルバムのアートワークとともに、GFXさんによるパロディ作品が並んでいます。デジタル・ペインティング、つまりコンピュータを使って描かれたものです。
これは私が持ってるDynamic DuoのCDの一部だけど、普段から見慣れたこれらのアートワークがキュートにアレンジされていて、かなり悶えました。
いくつかピックアップして拡大写真を貼りますね。
2005年リリース『Double Dynamite』
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2007年リリース『Enlightened』
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2009年リリース『Band of Dynamic Brothers』
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2011年リリース『Digilog 1/2』
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Supreme Teamのアートワークも!
2009年リリース『Guide To Excellent Adventure』
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2011年リリース『Supremier』
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Simon Dominicのソロも!
2011年リリース『Simon Dominic Presents ‘SNL LEAGUE BEGINS’』
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そのまま角を曲がると、こちらの作品が展示されていました。
まず手前の2つは同じくGFXさんの作品。Rhythm PowerとPlanet Shiverの音楽を形象化したそうです。キャンバスにスプレー。130.3cm×162.2cm。かなり大きな作品です。
R.T.P.W
タイトルはRhythm Powerの頭文字を取ったのだと思います(RhyThm PoWer)
Beat of Planet
続いて奥の2つは、このレポの一番最初のページにも登場したPrimaryマスクの作者、ユンヒョプさんによるもの。アクリルペイント、ABS樹脂。70cm×70cm×50cmと、これまたかなり大きな作品です。隣にあるGFXさんの絵画がかなり巨大なので小さく見えちゃうけど、近くで見たら予想以上の大きくて驚きました。Primaryが普段かぶってるマスクの約2倍ですもんね。
Rhythm and Flow
↑ これ、なんとなく天狗を思い出してしまいました(笑)
さらに角を曲がると、このレポの一番最初のページで紹介したDynamic Duoの”Men in Black”バージョンの巨大フィギュアの背中側に来るのですが、そこにはGaekoによる作品がいくつか展示されていました。
ってか私、全然知らなかったのだけど、Dynamic Duoのアルバムのアートワーク作品ってほとんどGaekoが描いてたのね! 画伯としてもとんでもない才能じゃないか! Gaekoって歌もうまいし、ラップもうまいし、作曲の才能も高いし、絵もうまいし、男らしいし、面倒見がいいし、良き夫であり良き父であり、いったい何者!?
Taxi Driver Part1
Dynamic Duoのファーストアルバム『Taxi Driver』のアートワークの原画ですね。こういうのってなんていうのかな? 貼り絵でもないし。鉛筆とか水彩絵の具とかで描いた絵に複数の紙が貼られて作られています。48.5cm×41.2cm、2004年の作品です。
拡大すると、紙が貼られてる感じがよく分かるでしょ?
Taxi Driver Part2
こちらもGaekoによる作品。55.3cm×63.3cm、2005年。
『Taxi Driver』の歌詞カードに収められています ↓
毎度お馴染み、質感を堪能するためのドアップです。ホチキスで留めてあったり、紙がちぎって貼ってあったり、近くに寄って見るととても楽しい作品でした。
そしてこの部屋にはもうひとつの目玉作品が。ユンヒョプさんによるPrimaryマスクです。紙とステンレス・スチール、38cm×48cm×33cmです。ちなみにこれ、実際にPrimaryが使ったものなんだそうな!
The Original Primary Mask
ユンヒョプさんはマスクを複数作成することを好まないそうで、マスクが壊れるたびに作成しているそうです。芸術家ならではのこだわりですね! めっちゃ間近で本物のPrimaryマスクを拝めて幸せでした。まるでPrimaryと実際にご対面したような気分!
Report | 2013 Amoebahood 展示会 (4/4) に続く