E SENSが『The Anecdote』5周年を記念して、人気の未リリース曲を集めたコレクションEP『Marigold Tapes』を発表!

Written By Sakiko Torii

知る人ぞ知る、私がこの世で一番好きなラッパー E SENS。

私が一番最初に好きになった韓国のラッパー。

韓国で実力No.1の立ち位置を守り続けるラッパー。

ラッパーたちから最もリスペクトされているラッパー。

そして大衆的な人気がとても低いラッパー(笑)。

※念のため説明すると、GD&TOPのほうが先に好きになったんだけど、非アイドルのラッパーって意味ではE SENSというかSupreme Teamが一番最初でした。2011年の出来事です(遠い目)

 

E SENSが2015年にリリースした『The Anecdote』は、同年の『韓国大衆音楽賞』と『HIPHOPPLAYA Awards』で最優秀ヒップホップアルバムを受賞。

さらに過去数十年にわたって韓国で発売されたすべてのアルバムを対象に選出された『韓国大衆音楽100大名盤』では、2010年代に発売されたヒップホップアルバムの中で唯一ランクイン(56位)。

そして2010年代の韓国音楽シーンを総括するため、厳しい評価で知られる音楽評論家14人が選出した『評論家たちが選ぶ2010年代の名盤』では、全ジャンルのアルバムを対象とする中で堂々の1位を獲得。

これ以外にも多数の賞を獲得し、あらゆる新聞や音楽雑誌などで「大韓民国の2010年代の音楽シーンを象徴するアルバム」とまで言われている『The Anecdote』ですが、韓国でも大衆的な人気はあまりなく、日本に至っては(少なくとも私の周りには)このアルバムについて語れる人が誰もいなくて、リリース以降5年間、寂しい日々を過ごしてきています。

ほらね。E SENSの記事となると、突然文章のトーンがおかしくなる。E SENSについて私が変なトーンで書いている記事は「センスちゃん」というタグでまとめているので、気になった人は怖いもの見たさでチェックしてみてください。とにかく暑苦しいので閲覧注意としておきます。

なんだったら、本当の本当にたまたまなんだけど、今着てるTシャツがこれだったわ。何も考えずに写真撮ったからビックリするほど髪の毛ボサボサだけど。Nucksalばりの外ハネ。

 

まあ、そんなセンスちゃんが、去年の『異邦人』以来のEPをリリースしたんです。8月27日のリリースなので1週間くらい経っちゃったんだけど、そもそも記事を書くつもりはありませんでした。なぜなら需要がないから(笑)。

でもやっぱり自分の書きたいことを書きたい。そう思って、1週間近く経っちゃったけど書くことにしました。

EPのタイトルは『Marigold Tapes』。マリーゴールド・テープ。素敵なタイトル。これまでにSoundCloudなどを通してのみ公開されてきた未リリースの4曲が収録されています。いつかはアルバムに入ることを期待しながら入らなかった曲たちなので、ファンとしては喜びもひとしお。特に『Sleep Tight』に至っては、当時の私の記事を読めばどれだけ思い入れがあるか分かってもらえると思いますが、とにかく正式にリリースされて嬉しい限りです。

Single | E SENS – Sleep Tight

 

一応名目上は『The Anecdote』の5周年を記念してリリースしたとのことですが、インタビューを読むと実はそのように意図したわけではなく、「気づいたらもう5年も経つのか。コロナで鬱屈した社会の中、ちょっと快適な感じの曲を集めて出してみようかな」って感じだったそうです。

そのインタビューですが、なんと、私の友人であるsoulitudeさんがやったんですよー!

うお~! soulitudeめ!(爆)

soulitudeさんと言えば、E SENSの『異邦人』の先行予約で私のために5時間も並んでくれた神です。結局あのあと韓国に行く機会がないままコロナが流行してしまったので、『異邦人』は郵送してもらいました。マジで神。

Album | E SENS – 이방인 (異邦人)

 

そんな神がE SENSのインタビューを実施したというのだから、喜びを通り越して恐怖でした。私はBeenzinoとE SENSのシングルが出た時の記事(これ)にも書いたように、E SENSのことは「遠くから見守るのが生き甲斐」「このまま永遠に会わずに過ごしたい」とあちこちに振りまいているような状態なので、嬉しい反面やっぱり恐怖を感じちゃうんですね。

とは言いつつ、「もし自分にE SENSのインタビューの依頼が来たらどうしよう~。断るのも癪だけど、引き受ける勇気はないな~。壁越しならやってもいいかな~」なんて妄想をしながら楽しんでいました。

とにかくsoulitudeさんのインタビューの内容がめちゃくちゃ良かったので、ご興味のある方はこちらの「HYPEBEAST」のページで読んでみてください。自動翻訳でぜひ。冒頭の「彼もマリーゴールドの花言葉のように “必ず訪れなければならない幸せ” を迎えることになったのだろうか?」とか、soulitudeさんの作文センスすごすぎ。

EP『Marigold Tapes』のトラックリストは以下の通りです。ミュージックビデオは特に公開されていませんので、Apple MusicやSpotifyなどを通してお楽しみください。

01. 쉬게 (shige)
02. downwithyou
03. 비행 (flight)
04. sleep tight

 


 

E SENS – Marigold Tapes のご視聴はこちらから

itunes spotify
 

writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの運営者。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。



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