レーベル紹介/Hi-Lite Records (Updated in 2018)


※2018年6月11日時点

Hi-Lite Recordsの紹介ページは4年前に公開済みですが、この4年の間に大きく変化したため、ページを作り直すことにしました。

古いページをそのままアップデートしても良かったのですが、あの頃のHi-Liteを全部上書きするのはなんだか違う気がして、歴史の一ページとしてそのまま残すことにしました。2つのページが存在することによって、より「新生のHi-Lite Records」が感じられるようになると思いますし、以前の姿もまた昔のアルバムを開くような気分で見れたらなぁと思います。古いページはこちらから引き続きご覧いただけます。

そしてここではパワーアップした今の彼らの姿をご紹介したいと思います。この度発表がありました通り「lute株式会社」との業務提携も決まり、これから日本での活躍がますます期待されるHi-Lite Records。どうぞご注目ください。

参考:Topic | Hi-Lite Recordsがluteと業務提携

 


 

レーベル紹介:Hi-Lite Records

Website: http://hiliterecords.com/
Facebook: https://www.facebook.com/HILITERecords
Twitter: https://twitter.com/hiliterecords
Instagram: https://www.instagram.com/hiliterecords/
YouTube: https://www.youtube.com/c/hiliterecords

ラッパーのPaloaltoが「ローカル文化の活性化とアンダーグラウンドの発展」というスローガンを掲げて2010年4月に設立した。設立当初はGLV、Aeizoku、Soul Oneなどで構成され、その後もB-Free、Huckleberry P、Okasian、Evo、Reddy、G2など様々なアーティストの加入と脱退を繰り返しながら、レーベル独自のカラーを育んできている。2013年には所属ラッパー全員が集結して作ったコンピレーション・アルバム『HI-LIFE』を発表し、いくつもの賞を受賞してアンダーグラウンド・シーンを代表するレーベルにまで発展した。2015年元日に発表したKeith Apeの『It G Ma』がアメリカでバズを起こしたことを機に、世界各国から注目を集めるようになった。元々はアンダーグラウンド気質が強く、男らしくて力強いイメージを持っていたが、2015年に業務提携を結んだ総合エンターテインメント事業会社「CJ E&M」との連携により、ファッションやミュージックビデオなどのヴィジュアル面が洗練され、プロモーションの投資規模も大きくなっている。2014年以降は国内のみならず日本、中国、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地でライブを実施してきている。

 

Hi-Lite Recordsの所属ラッパー全員が参加したトラック『Break Bread』(2018年1月29日リリース)※2018年6月時点で224万回再生達成

『Break Bread』リリース時の記事
『Break Bread』の歌詞解説

 


 

所属アーティスト紹介

Paloalto(パロアルト)

2002年に活動を開始し、2004年にコンピレーション・アルバム『People & Places』に参加した。その後も『발자국(足跡)』や『Resouding』などといったアルバムを立て続けにリリースし、2006年にはラッパーのThe QuiettとP&Qを結成して爆発的な人気を得た。2008年からはTiger JKが運営するJUNGLEエンターテインメントにてDrunken TigerのサポートMCとして活躍。しかしより自分らしい活動に専念するため、2010年にHi-Lite Recordsを設立した。同年リリースしたアルバム『Daily Routine』は、その年のTop10ヒップホップ・アルバムに選定されるほど高評価を受けた。2013年にリリースしたアルバム『Chief Life』もまた、韓国で最も権威のある音楽賞である韓国大衆音楽賞で「最優秀ラップ・ヒップホップアルバム」を受賞。自身が経営するHi-Lite Recordsもアーティストを10名ほど抱える中堅レーベルに成長した。2014年以降は日本の国際派女優・菊地凜子とのコラボレーション、人気テレビ番組『Show Me The Money』や『ヒップホップの民族』などへの出演を通して、より表舞台での活躍が目立っている。

<Album Discography>
2004年02月 EP『발자국(足跡)』
2005年06月 アルバム『Resoundin’』
2006年07月 P&Q プロジェクト・アルバム『Supremacy』
2010年04月 EP『Lonely Hearts』
2010年11月 アルバム『Daily Routine』
2011年06月 デジタルEP『Fever For Calmness』
2011年12月 ミックステープ『전야제(前夜祭)』
2012年07月 Paloalto & Evo プロジェクト・アルバム『Behind The Scenes』
2013年06月 Hi-Lite Records コンピレーション・アルバム『HI-LIFE』
2013年11月 アルバム『Chief Life』
2014年09月 EP『Cheers』
2016年10月 EP『Victories
2018年03月 JUSTHIS & Paloalto プロジェクト・アルバム『4 the Youth

 


 

Huckleberry P(ハックルベリー・ピー)

芸大の実用音楽科卒で、2009年に出演したフリースタイル映像シリーズの『MIC SWAGGER』でブレイクした韓国No.1のフリースタイル・キング。ストリートでサイファーをしていたところをラッパーのRAMAに発掘され、2007年にクルー「7人St-ego」のメンバーとしてアルバム『Lucky#7』でデビューした。2009年にプロデューサーのSoul FishとPinodyneを結成し、Hi-Lite Recordsと契約。Pinodyneのほか、ラッパーのJJKらと結成したD-League、Sudaと組んだGet Backers、12名によって構成されたSpeaking Trumpetクルーなどチーム活動が多い。ソロアルバムやコラボアルバムを合わせると、10年のキャリアの中で10枚を超えるアルバムをリリースしている。また、韓国で一番ライブがうまいラッパーとしても知られており、ライブのチケットは1分以内で2千枚を売り切る。2016年には『MIC SWAGGER 2』のホストMCも務めた。

<Album Discography>
2007年10月 7人ST-Ego アルバム『Lucky#7』
2008年12月 D-League アルバム『Defiga presents D-League』
2009年07月 Pinodyne EP『Pish!』
2010年11月 Pinodyne アルバム 『PINOvation』
2011年10月 EP『Man In Black』
2011年11月 ミックステープ『날치기통과(ひったくり通過)』
2012年05月 Get Backers アルバム『Get Backers』
2013年04月 Pinodyne アルバム『PINOcchio』
2013年09月 Get Backers EP『Old Boy』
2013年06月 Hi-Lite Records コンピレーション・アルバム『HI-LIFE』
2014年03月 アルバム『gOld
2014年11月 Pinodyne EP『her』
2016年06月 EP『점(点)

 


 

Reddy(レディ)

高校生の時に従姉の家で初めて韓国ヒップホップに触れ、1TYMのTeddyに大きな影響を受けた。アメリカのカニエ・ウェストやジェイ・Zなどからも影響を受けて自身でもラップを始めるようになり、2011年9月にシングル『Capt. Reddy』で正式にデビューした。その後Hi-Lite Recordsのライブでオープニングアクトを務める機会に何度か恵まれ、Paloaltoにスカウトされて2013年にレーベルに加入した。2015年には日本人ラッパーJJJとコラボ曲『ASIA』をリリースした。2016年には人気テレビ番組『Show Me The Money』に出演し、準決勝にまで残るという快挙を遂げて大衆的な人気も得た。それ以降もアルバムやシングルを頻繁にリリースしながら精力的な活動を繰り広げている。

<Album Discography>
2011年09月 EP『Capt. Reddy』
2011年11月 ミックステープ『Work days, Weekdays & Weekend』
2013年08月 アルバム『Commitment』
2013年06月 Hi-Lite Records コンピレーション・アルバム『HI-LIFE』
2013年10月 「The Cohort」コンピレーション・アルバム『Orca-Tape』
2014年06月 アルバム『Imaginary Foundation』
2017年04月 アルバム『Universe
2018年04月 アルバム『Telescope

 


 

G2(ジーツー)

パワフルな発声とエネルギーが爆発したようなフロウが特徴的で、個性的なラップと強烈なキャラクターで注目を浴びている。以前Hi-Lite Recordsに所属していたラッパーKeith Apeと2014年にコラボプロジェクト「Brainwash」を進行したことをきっかけに、同レーベルのライブに度々ゲストとして出演するようになった。2015年にレーベルに正式に加入し、Hi-Lite Recordsのアーティスト全員が参加したシングル『식구(家族)』を皮切りに、よどみない存在感を発揮。2016年には人気テレビ番組『Show Me The Money』に出演し、優勝候補の一人としてReddyと共に注目を浴びた。2017年にリリースしたファーストアルバム『G2’s Life』も好評価を得ている。

<Album Discography>
2014年01月 Kid Ash X G2 プロジェクトアルバム『Project : Brainwash』
2016年12月 EP『G2’s Life, Pt. 1
2017年02月 EP『G2’s Life, Pt. 2
2017年03月 アルバム『G2’s Life』

 


 

Sway D(スウェイ・ディー)

どちらかと言えばプロデューサーとしてのほうが広く名前が知られている。アンダーグラウンド・シーンでキャリアを積んで着実に支持を集めてきた。2013年に発表されたHi-Lite Recordsのコンピレーション・アルバム『Hi-Life』に3曲を提供したことで同レーベルと縁を結んだ。2015年に当時同レーベルに所属していたB-Freeとチーム「Green Club」を結成し、正式にレーベルにも加入。奇抜なサウンドメイキングで元々はプロデューサーとして高く評価されていたが、最近は独特のゆるいフロウが生み出す斬新さが評価され、ラッパーとしても活躍することが増えてきている。

<Album Discography>
2016年01月 Green Club プロジェクト・アルバム『Green Club
2018年05月 EP『The Story of Hurricane


※字幕をONにして日本語字幕をお楽しみください

 


 

YunB(ユンビ)

アメリカで生まれ育ったYunBは、アメリカのアンダーグラウンド・シーンで活動をしながら着実にシーンにその名を広げていった。Hi-Lite Recordsの代表を務めるPaloaltoにその才能を見いだされ、2014年頃からPaloaltoに楽曲を提供しながら交流を深める。2016年にレーベルに正式加入し、その後はシングルやアルバムなどを定期的に出しながら、クラブでのDJパフォーマンスを数多くこなすなど活発に活動を続けてきている。リリシストとしても定評があり、また、ヒップホップをベースにジャズとフューチャー・ミュージックを交えた高度なサウンド作りなど、ヒップホップファンたちだけでなく音楽家たちの間でも注目を集めている。

<Album Discography>
2017年06月 EP『YunB』
2018年03月 アルバム『S.O.S.』

 


Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの編集長。韓国ヒップホップ・キュレーターとして記事執筆、ライヴ主催、楽曲リリース/MV制作コーディネート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。
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