MV | Cheetah – 서울촌놈들 (ソウルの田舎者たち) (Feat. Minos)

Written By Sakiko Torii

CheetahとMinosが共演したトラック『서울촌놈들(ソウルの田舎者たち)』のミュージックビデオが3月14日公開されました。この曲はCheetahが今年2月に満を持してリリースしたファーストアルバム『28 IDENTITY』に収録されています。

CheetahとMinosと言えば、こんなエピソードを思い出しました。去年Eluphantのライブの打ち上げの時、私がMinosに「知多(ちた)ハイボール」をお勧めしたんですね。韓国語ではCheetahを「チーター」と伸ばさずに「チタ」と発音するので、Minosは「Cheetahハイボール!」と言いながら、知多のロゴ入りのグラスを写真に撮って、その場でCheetah本人に送ってました(笑)

そんな仲良しの2人なので、今回のコラボでも息がぴったりですね。Minosについては、Eluphantのイメージから優しいラップをする印象を持っている方もいるかと思いますが、私としては個人的に、Minosには優しいラップよりもハードなラップのほうが数千倍合うと思っています。Minosのラップを堪能したいなら、断然「Noise  Mob」と「Minos in Nuol」を推したいです。特に「Minos in Nuol」のアルバムは、私にとって韓国ヒップホップの名盤20選にランクインします。今回のCheetahとの曲では、久々に強気なMinosのラップを聴くことができて嬉しいです!

 

Noise Mob(MinosとRHYME-A-によるデュオ)

 

Minos in Nuol(NuolがプロデュースしたMinosソロ)

※Spotifyのプレイリストが表示されない場合はこちらをクリック

 

ところで今回のCheetahのアルバム『28 IDENTITY』ですが、アルバムに表示されたアーティスト名は「Cheetah & キム・ウニョン」となっています。キム・ウニョンというのはCheetahの本名です。アーティストとしての Cheetahと、ひとりの人間としてのキム・ウニョン、異なる性格と自己が葛藤する関係について、自ら答えを見つけていくためのプロセスを Cheetahとして語り、それ以外の話をキム・ウニョンして語っているとのことです。

作詞・作曲だけでなく、アルバム全体のプロデュースもCheetah自身が務め、エンジニアにはJay-Z、Pitbull、Snoop Dogg、Kanye Westなどの音楽を担当していたIRKOを迎えたとのことです。

また、本作についてもう一点話題になったことがあります。Cheetahはバラエティ番組などにも多く出演し、芸能人のような人気を得ているラッパーですが、本作の収録曲のうちの多くが放送不適格判定を受け、テレビで放送できなくなりました。韓国は歌詞やミュージックビデオなどの審議が厳しいため、ヒップホップの曲が放送禁止になったりピーが入ったり音が削除されたりするのはよくあることなのですが、Cheetahは先述の通り芸能人活動も多くしているので話題になったというわけです。

いろんな意味で話題のアルバム『28 IDENTITY』、日本ではSpotifyで聴くことができますので、以下のリンク先よりぜひ聴いてみてください。

 


 

Cheetah – 28 IDENTITY のご視聴はこちらから

spotify

 

writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの創設者および編集長。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。

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