Single | Owen Ovadoz - Yellow Iverson


Owen Ovadozが4月19日に新曲『Yellow Iverson』をリリースしました。

リリースと同時にミュージックビデオも公開されたのですが、髪の毛がずいぶん伸びましたねー。坊主の時のほうがイケメンに見えた気がするような……?(笑)

 

ついついトラックよりも髪型が気になってしまい、どうでもいい個人的な感想を書いてしまいましたが、トラックもOwen Ovadozらしいスロービートにレイドバックするラップが心地いいですね。穏やかながらも重心のしっかりしたラップは、安定感を与えます。彼の所属するMKIT RAINはトラップビートの印象が強いですが、独自路線を貫くところはIllionaire RecordsのBeenzinoに通じる部分があるのではないでしょうか。

この曲はフックの言葉少ないメロディフロウが印象的ですが、リリックでは

俺は絶対に諦めない
俺はYellow 東洋の
俺はアメリカ野郎
黒い髪
俺はアイバーソン 東洋の

と言っています。タイトルが『Yellow Iverson(イエロー・アイバーソン)』とあることから分かるように、この曲はアメリカの元バスケットボール選手であるAllen Iverson(アレン・アイバーソン)からインスピレーションを受けて書かれたということです。

また、アメリカの新鋭ラッパーPost Malone(ポスト・マローン)の『White Iverson』という曲があるのですが、それに掛けてOwen Ovadozは自分自身を「Yellow(黄色人種、東洋)のアイバーソン」としているのではないかと思います。アメリカ出身なので「アメリカ野郎」としつつ。

ちなみに『White Iverson』はポスト・マローンにとってデビューシングルでしたが、YouTubeでミュージックビデオが再生回数2億回を超える大ヒットとなりました。念のため補足として、アレン・アイバーソンは黒人、ポスト・マローンは白人です。ポスト・マローンは自分のヘアスタイルを見て「白人のアイバーソン」と思ったそうです。

 

Owen Ovadozは最近Candid Creationというプロデューサーと作業をよくしているそうで、今回の『Yellow Iverson』もCandid Creationが手掛けています。Owen Ovadozの声やラップスタイルと相性が良さそうな感じがするので、今後出てくる曲にも期待ができますね。順調にいけば、5月にはフルアルバムが出るようです。

 


 

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Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者。イギリスでの音楽留学経験を生かした音楽的に深みのある記事が売り。独自スタイルのライブ企画、楽曲リリースのコーディネート、ライター活動、各種メディア出演など、韓国ヒップホップにおいて多方面に活躍中。著書に『ヒップホップコリア』。別名ヴィヴィアン。
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