EP | Babylon - S.S.F.W


久々にBabylonについて書きます。Babylon名義の新曲リリース記事を書くのは、2016年4月リリースの『너 나 우리(君、俺、俺たち)』以来、ほぼ1年ぶりです。ところでBabylonは1年くらい前に名前の読み方を「バビロン」から「ベイビロン」に変えたのですが、まだ知らない方もいるようなので改めて記載しておきます。

そんなBabylonが4月6日にEP『S.S.F.W』をリリースしました。Spring(春)の「S」、Summer(夏)の「S」、Fall(秋)の「F」、Winter(冬)の「W」と、それぞれの季節を意味する英単語の頭文字を取ってつけられたタイトルです。それぞれの季節をテーマに1曲ずつ、合計4曲が収録されています。春をイントロ、冬をアウトロとし、しっかりとした起承転結で構成されています。

トラックリストは以下の通りです。

01. Spring: BORN & BURN
02. Summer: Ocean Drive (Feat. San E)
03. Fall: 바보 (バカ) (Feat. nafla)
04. Winter: Cloud (Feat. The Quiett, adan)

 

季節の始まりを知らせる春に合わせた『BORN & BURN』は「生まれて燃える」というタイトルが表すように、愛の始まりを表現すべく、春に花が咲くように穏やかに始まるラブソングです。

そして続く『Ocean Drive』では、愛の盛り上がりを夏に例えて軽快に広がります。Babylonにお似合いのアーバンサウンドに、Babylon本人による重厚なコーラスが生えています。San Eの快活なラップが夏の日差しを感じさせ、ビートを爽やかに彩ります。この曲はミュージックビデオもあるのですが、全編アメリカ西部で撮影されたそうです。

 

熟した愛を秋になぞらえた『바보(バカ)』は、元々は2015年5月に公開された曲です。確かSoundCloudへの公開だったと思います。同年11月にはミュージックビデオが公開されたのですが、その時に書いた記事「MV | Babylon – BABO (Feat. nafla)」にも書いてある通り、この曲はMonicaの『Before You Walk Out Of My Life』をベースに作られたものです。この当時はまだド新人だったnaflaですが、今はすっかり「若手韓国ラッパーの顔」になりましたね。

そして冬を象徴する『Cloud』で、愛の物語を仕上げています。「雲」というそのタイトル通り、夢幻的なサウンドによって冬の夜空に浮かぶ雲を表現しています。The Quiettの優しい声がサウンドによく合っています。やはりThe Quiettにはスローなビートが合うように思います。

コンセプトを明確にした今回のEP『S.S.F.W』で、アーティストとして成長した姿を見せつけたBabylon。2016年は期待していたほどの活躍が見られなくて残念でしたが、今年は大きく期待できそうですね。『S.S.F.W』はiTunesとSpotifyの両方にアップされていますので、ぜひ下のリンク先から視聴してみてください。

 


 

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Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者である鳥居咲子は、幼少期よりピアノと音楽理論を学び、ロンドンに音楽留学をした。現在は音楽記事の執筆、ライブ主催、楽曲リリースのコーディネート、メディア出演など、韓国ヒップホップに関する様々な活動を展開している。著書に『ヒップホップコリア』。音楽以外に関するネタを集めた趣味ブログ『BLOOMINT DIARY』も運営中。別名ヴィヴィアン。
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