Single | Ja Mezz – Memento (Feat. The Quiett)

Written By Sakiko Torii

ひとつ前の記事「Single | Ja Mezz – hade$」を書いた後、やっぱりすぐにもう一曲のほうを書こうと思い直したので2回連続でJa Mezzの記事となります。

8月2日にJa Mezzが新曲『Memento』をリリースしました。こちらはミュージックビデオもフルで公開されています。フィーチャリングにはThe Quiettを迎え、ミュージックビデオにも2人で出演しています。

 

『Memento』は2000年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の映画『Memento(メメント)』からインスピレーションを受けて作ったそうで、『hade$』と2曲入りのシングルとして発表されています。短期的な記憶喪失にかかって過去を忘れていく主人公のように、既存の作品は背後に置いて新しい音楽の試みを重ねていくというJa Mezzの意志が盛り込まれているそうです。

私はこの『メメント』という映画を観たことがないので、Wikipediaからストーリーを引用します。

ある日、主人公・レナードの妻が、自宅に押し入った何者かに強姦され、殺害されてしまう。レナードは現場にいた犯人の一人を銃で撃ち殺すが、犯人の仲間に突き飛ばされそのときの外傷で、10分間しか記憶が保てない前向性健忘になってしまう。復讐のために犯人探しを始めたレナードは、自身のハンデをメモをすることによって克服し、目的を果たそうとする。出会った人物や訪れた場所はポラロイドカメラで撮影し、写真にはメモを書き添え、重要なことは自分の体に刺青として彫り込んだ。しかし、それでもなお、目まぐるしく変化する周囲の環境には対応し切れず、困惑し、疑心暗鬼にかられていく。

 

ということで、とにかく10分前の記憶を失ってしまう主人公のように、過去の自分の作品はすべてリセットして、常に新しい試みをしていくということですね。上記と全く同じ説明になってしまいましたが(笑)、映画のストーリーを把握してからだと、Ja Mezzの意図するものに対する理解がより深まった気がします。

全然話は違いますが、アートワークに載ってるピンクパンサーが描かれた車は、ビデオに出てくるものと同じですね。The Quiettが助手席で思いっきりあくびをしてるように見えるのですが、ビデオにはこんなシーンないですよね!? すごくシリアスな感じの曲なのに、このアートワーク。Ja Mezzのセンスが詰まってる気がして、結構ツボでした。

新曲に関する短いインタビューも出てるので、韓国語の分かる方 or 自動翻訳にかける手間を惜しまない方はどうぞ。

 


 

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writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの創設者および編集長。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。

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