MV | Beenzino – January (Feat. YDG)

Written By Sakiko Torii

今年5月末に初のフルアルバムとなる『12』をリリースしたBeenzinoが、意外にもアルバムの中から初となるミュージックビデオを7月29日に公開しました。途中でシングル『Life in Color』のミュージックビデオが公開されたこともあって、リリースから2か月以上が経っているのにアルバムからまだビデオが出ていないということに気づいていませんでした。

アルバム『12』の詳細についてはこちらの記事「Album | Beenzino – 12」を、シングル『Life in Color』についてはこちらの記事「Single | Beenzino – Life in Color」をご覧ください。

今回公開された『January』は、アルバム『12』の収録曲のうち半分を手掛けたPeejayがプロデュースした曲です。この曲で使用されている楽器もすべてPeejayが演奏しているそうです。

Peejayはジャズ的なテンションコードが得意なところが個人的に大好物なのですが、音作りの面でも電子音、サンプリング、生楽器の使い方がそれぞれシンプルでありながら音の高低の幅が広かったり、個性的な音色の使い方だったりと、次々におもしろい音を出してくれる方で、現在の韓国ヒップホップシーンで最も才能のあるプロデューサーのうちの一人だと思います。

そんなPeejayが、数日前にThe Black Labelと契約したことが伝えられました。The Black Labelとは、去年の9月にこちらの記事で報じたように、プロデューサーのTeddyがYG Entertainmentの傘下に設立したレーベルで、Zion.Tが契約したことでも知られています。去年の時点ではTeddyとKushによる共同設立と伝えられていましたが、結局Teddyが一人で設立して、Kushは所属プロデューサーの扱いのようですね。

Peejayの話はこのくらいにして『January』の話に戻りますが、幻想的なサウンドと中国の歴史映画のような映像がよく合っていますね。暗い色彩の中にたまに挿入される色鮮やかなシーンが目を引きます。また、Beenzinoのずっしりとしたフロウ、そしてYDGのゆるーいフロウが幻想的な音とマッチしています。

このアルバム『12』、まだそこまで聴きこんではいないんですけど、本当に完成度が高くてお勧めですよ。これからも時間を見つけては繰り返し聴いていきたいアルバムです。アシッドジャズとかネオソウルあたりが好きな方には、かなりハマるアルバムだと思います。

 


 

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writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの運営者。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。



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