Album | Jerry.k - 감정노동 (感情労働)


jerrykalbum

ラッパーのJerry.kが4thアルバム『감정노동(感情労働)』を3月15日にリリースすることが発表されました。Jerry.kはソウル大学出身のラッパーの中でも恐らく一番頭が良く、一回ラッパーを辞めた後に金融業界に就職したくらいのスーパーエリートです。昔から政治や社会問題について言及したラップをすることで知られており、今回も社会に関する話をテーマにしたアルバムだということです。

タイトルの『感情労働』というのは「すべての労働者は感情労働者だ」という考えに基づき、「普通の人たちによる社会」から隔離されているように思われるラッパーの生活を描いているそうです。ちなみに感情労働という言葉に聴き慣れない方もいるかもしれませんが、これはいわゆる「肉体労働」や「頭脳労働」に並ぶ言葉で、感情の抑制や緊張感、忍耐力などが必要な労働を指します。

Jerry.kはラップ・サバイバル番組『Show Me The Money』に反対する立場を持つラッパーのうちのひとりとしても知られていますが、ここ数年の間に同番組を通して起こったことなどから「感情労働」について紐解いている部分もあるようです。

フィーチャリングにはDeepflowをはじめ、今一番の注目株と言えるNaflaとLoopy、そしてJerry.kの運営するレーベル「daze alive」に所属するDon Malik、SLEEQ、Ricoなどが参加しています。プロデューサーとしてはHumbertがほぼ全曲をプロデュースし、最近も来日ライブが大盛況だった韓国のインディーバンド「Sultan of the Disco」のボーカル、ナジャム・スがサウンド・エンジニアを務めたそうです。

それからちょっとおもしろいのですが、今回のアルバムのタイトル『感情労働』に合わせて、CDには心理治癒会社「マインドプリズム」のパーソナライズ心理報告書『私の心の報告書』の10%割引券が同封されているそうです。

トラックリストは以下の通りです。

01. No Role Models (Feat. Nafla, Don Malik, Loopy, SLEEQ, DJ Dolphin)
02. ‪#‎MicTwitter‬
03. 축지법 (縮地法)
04. 모두의 마이크 (みんなのマイク) 151018 (Skit)
05. Studio Gangstas
06. 기립박수 (スタンディング・オベーション)
07. UH!TV 160214 (Skit)
08. Louder
09. You’re Not a Man (Feat. Rico)
10. 콜센터 (コールセンター) (Feat. ウヒョ)
11. Life Changes (Feat. Deepflow, This Is Manner)
12. No More Heroes (Feat. ホン・ヒョジン of Room306)

 


 

Jerry.k – 감정노동(感情労働)のご購入はこちらから

itunes amazon-button-1

 


Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者。イギリスでの音楽留学経験を生かした音楽的に深みのある記事が売り。独自スタイルのライブ企画、楽曲リリースのコーディネート、ライター活動、各種メディア出演など、韓国ヒップホップにおいて多方面に活躍中。著書に『ヒップホップコリア』。別名ヴィヴィアン。
Sponsored Link