MV | Zico – 말해 Yes or No (言ってよ Yes or No)

Written By Sakiko Torii

ボーイズグループBlock BのZicoが、新曲『말해 Yes or No』をリリースしました。それに伴ってミュージックビデオも公開されたのですが、曲全体ではなく一部だけとなっているようです。

このやり方、日本では昔からよくあるんだけど、すごくいいと思います。1分半も聴ければその曲がどんな感じなのかは十分伝わるし、それが単なる視聴だけではなくて映像もついていると、曲のイメージが一層クリアに伝わってきます。曲全体を聴きたい人はお金を払って買うことになるので、アーティスト側も売上減少のダメージを少しは回避できる。

今回の新曲『말해 Yes or No』は、曲の雰囲気的に日本語訳を『言えよ Yes or No』にしたいところなのですが、どうやら公式的に『言ってよ Yes or No』となっているようなので、それに合わせました。「言ってよ」って、なんでそんな媚びてるの(笑)

ミュージックビデオもちょっと昔のゲームみたいでかなりのインパクトですが、ジャケットも負けないくらいすごいインパクトです。

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訓民正音(くんみんせいおん。ハングル文字の古称)、お金、ゴールドのチェーンなどが色鮮やかに描かれています。Illionaire並みのリッチ感だと思ったら、フィーチャリングにThe Quiettの名前が。もう1人のPENOMECOはよく知らないのですが、2010年頃から活動をしているラッパーで、これまでSamuel SeoやNucksalなどとコラボをしたことがあるようです。

Illionaire並みのリッチ感と書きましたが、よく見ると右下にイエローリボンがあります。このイエローリボンはアメリカを筆頭に数多くの国で使われているシンボルなのですが、国によって意味は様々です。アメリカでは戦争に行った兵士を思って使われ、日本では障害者の権利推進や原発事故復旧を願って使われます。韓国ではご存知の方も多いと思いますが、2014年4月に起こったセウォル号事故の際に、乗客が戻ってくることを祈る意味で広がりました。韓国のラッパーたちも、一時期はこのイエローリボンをSNSによく掲載していましたね。

今回の新曲『言ってよ Yes or No』は、Zicoのソロとしては3枚目のシングルとなります。昨年より『Tough Cookie』『Well Done』などを通して、普段のBlock Bとしてのグループ活動とは違った姿を見せてきたZico。女性版ラップ・サバイバル番組『Unpretty Rapstar』を通して話題になったこの曲は、The Quiettをフィーチャリングに迎えたことで、メジャーとアンダーの幅広いファンから注目されている1曲です。

歌詞の日本語訳はこちらをご覧ください。

 


 

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writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの創設者および編集長。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。

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