Live | Speaking Trumpet in Tokyo

Speaking Trumpet 初の来日公演を7月4日(土) 渋谷にて開催


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今、韓国のヒップホップがアツい。K-HIPHOPと呼ばれるこのジャンルは、数年前に巻き起こったK-POPブームとは一線を画し、音楽マニアの間で着実に支持を得てきた。その人気の理由は、韓国語の響きがラップに適していること、音楽スタイルの多様性など様々だ。ここ数年で急速にトレンド化してきたように見えるK-HIPHOPだが、実際は90年代後半から時間をかけて少しずつ大きくなってきた。特に2000年代前半より活動してきている中堅ラッパーたちの功績は大きい。彼らが長きにわたり、安定した活動を続けていることこそが、このシーンの発展に貢献してきたのだ。

そんな韓国のベテランラッパーとプロデューサーたちが2007年に結成したクルー、Speaking Trumpet。メンバーはNuck、D.Theo、Zito、カンサンヨウル、Minos、Kebee、RHYME-A-、Born Kim、Huckleberry P、Suda、DJ Juice、Boyrockの総勢12名だ。それぞれが別のレーベルに所属し、ヒップホップシーンの中核として活躍している。2014年9月には、クルー名を冠したコンピレーション・アルバム『Speaking Trumpet』を発表。リリシズムをメインテーマに掲げた同アルバムは、リリックに重きを置く彼らならではの詩的感性が盛り込まれた作品となっている。

そして2015年7月4 (土) にSpeaking Trumpetが初の来日公演を行う。ソロ活動が多忙のため、韓国でも12人全員が揃う機会は稀だが、今回は本人たちの強い希望によって全員揃っての来日がかなうこととなった。ライブ当日はSpeaking Trumpetとしての楽曲のみにとどまらず、ソロ曲および各メンバーが所属しているチームのSoul Dive、Eluphant、Noise Mob、Get Backersなど、様々なスタイルの楽曲を楽しむことができる。K-HIPHOPファンはもちろんのこと、すべての音楽ファンやヒップホップファンにとって、絶対に見逃せない公演となるだろう。

 

ここ最近急速に大衆化してきた韓国ヒップホップですが、決して忘れてはならないのが、2000年代前半から地道な活動を続けてきているアーティストたちの功績です。Speaking Trumpetのメンバーは、アンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンを10年以上にわたって盛り上げてきている12人によって結成されたクルーです。各メンバーの詳しいプロフィールは、この記事の一番下にまとめますが、とりあえず去年アルバムをリリースしたときのインタビューを読んでいただくだけでも、なんとなくどんな人たちか分かるかと思います。

Interview | Speaking Trumpet – 1st Album by HIPHOPPLAYA

ということで、やります!
7月4日の土曜日、Speaking Trumpetの初来日ライブ!

これはもう、私が一番やりたいライブのうちのひとつだったので、これが実現するんだったらイベンター業はこれで引退してもいいかなって思うくらいです。いや、引退はしませんが。韓国ヒップホップのファンを名乗るのであれば、絶対に外してはいけないライブだと断言できます。ですので、どうしても来られない事情がある場合を除いて、お時間とお金とお身体が許すようであれば、絶対に観に来て生で感じてください。「元祖・韓国ヒップホップ」というものを。

 

出演アーティスト

Nuck (Soul Dive / 不汗黨)
D.Theo (Soul Dive)
Zito (Soul Dive)
Minos (Eluphant / Noise Mob / 不汗黨)
Kebee (Eluphant / 不汗黨)
RHYME-A- (Noise Mob / 不汗黨)
Huckleberry P (Get Backers / Pinodyne)
Suda (Get Backers)
Kangsanyeoul
Born Kim
DJ Juice
Boyrock

 

公演日時

2015年7月4日 (土)
開場 17:00 | 開演 18:00

 

公演会場

Shibuya Milkyway
http://www.shibuyamilkyway.com/

住所: 東京都渋谷区宇田川町4-7 トウセン宇田川町ビル 3F

JR渋谷駅 ハチ公口 徒歩5分
東急ハンズの向かい 3階

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チケット価格

前売り券:4,000円
当日券:4,500円
プレミアム・チケット(先着20名):10,000円

※いずれのチケットをご購入の場合も、ドリンク代500円を別途頂戴いたします

★プレミアム・チケットとは?
ライブ終演後、アフターパーティーにご参加いただけるチケットです。アフターパーティーは、出演アーティスト全員と一緒に食事をしながら交流するイベントです (写真撮影、サインOK)。通訳が必要な場合はお声掛けください。料金にはライブ入場料とアフターパーティーでの軽食およびソフトドリンク代が含まれます。場所はそのままライブと同じ会場 (Shibuya Milkyway)で、20:30スタート、21:30終了の予定です。

 

チケット購入方法

「チケットを申し込む」ボタンをクリックしてお申し込みください。

※Facebook、Twitter、Gmailのアカウントをお持ちの方は、Peatixに会員登録をしなくてもチケットをご購入いただけます。いずれのアカウントもお持ちでない場合は、お手数ですがPeatixに会員登録をお願いいたします

※お支払方法は、クレジットカード(VISA / Master / JCB / AMEX / PayPal)、コンビニ、またはATM(ゆうちょ可)の3種類です。手数料はかかりません

※お支払い完了から1~2時間後、Peatixより確認メールが届きます

※その他、Peatixの使い方に関する詳しい説明は Peatixのヘルプページ をご参照ください

 

注意事項

※主催側の都合および天災等によってやむなく公演を中止する場合を除き、チケット代ご入金後のキャンセル・ご返金は一切できません

※入場はメールおよびチケットに記載されている整理番号順となります

※会場にコインロッカーは設置されていますが、スーツケースなどの大きなお荷物はお預かりできませんので、あらかじめホテルや駅のロッカーなどに預けてからお越しください

※本番中の写真撮影は可能ですが、自撮り棒(セルカ棒)は禁止させていただきます。周りの方のご迷惑にならないよう、目線の高さでカメラを持って撮影してください

※その他ご不明な点は、メール (info@bloomint-music.com) またはツイッター (@bloomintmusic) までお問い合わせください

※질문은 이메일 (info@bloomint-music.com) 또는 트위터 (@bloomintmusic)로 문의해주세요

 


 

Speaking Trumpet メンバー紹介

Soul Dive (Nuck, Zito, D.Theo)

souldive_p[1]左からD.Theo, Zito, Nuck

Soul DiveはリーダーのNuck、D.Theo、Zitoからなるヒップホップ・トリオ。ポップでアップテンポなサウンドが特徴。Nuckは1999年にキゲチ(機械音痴)という4人組グループのメンバーとしてMasterplanからデビュー。キゲチは2001年にInfinite Flow(I.F.)として生まれ変わり、NuckとBiznizの2人で2007年まで活動。I.F.の解散後(※今年1月に再結成)、2008年にSoul Diveを結成。2009年9月に1st アルバム『Mad Scientist & Sweet Monsters』をリリース。2010年にはドラマ『製パン王キム・タック』のOSTに参加。同年リリースしたシングル『LIE』は日本の渋谷系の巨匠、FPMがプロデュースした。2013年には人気ヒップホップ番組『Show Me The Money 2』で優勝を果たす。近年は俳優ソ・ジソブのラップ講師として、アルバム制作とアジアツアーを一緒に行なっている。Nuckは不汗黨のメンバーでもある。

 

Eluphant (Kebee, Minos)

eluphant_p[1]左からMinos, Kebee

Eluphantは、KebeeとMinosからなるチーム。叙情的なリリックとミドルテンポで耳心地の良いポップサウンドが特徴。Kebeeは自身もラッパーでありながら、2004年に伝説のヒップホップ・レーベル、Soul Companyを設立。2011年の解体までにThe Quiett、Mad Clown、Crucial Star、Loptimistなど24人のアーティストを輩出した。比喩の多い文学的なリリックで高い支持を得ている。一方、Minosは1999年よりVirusというチームで活動を開始。その後、SoulmanやNuolなどとプロジェクトアルバムをリリースし、2011年にSoul Companyに加入。現在は主にEluphant、そしてNoise Mobとして活動している。独特な声質、様々な音楽スタイルに適応できる器用さが特徴。Eluphantはメジャー歌手とのコラボも多く、BEASTのドゥジュン、ユンナ、キム・テウなどとコラボしてきている。また、KebeeはTeentopのラップの先生でもある。

 

Noise Mob (Minos, RHYME-A-)

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左からMinos, RHYME-A-

Noise Mobは、MinosとRHYME-A-からなるプロジェクト・チーム。2012年結成。ハードコアスタイルとロックサウンドが特徴で、2人の大口を叩き合う掛け合いも見どころ。Minosはの説明は上記Eluphantの項目内の通り。RHYME-A-は90年代のイーストコースト・ヒップホップに強い影響を受けたMCで、ラップ、ビートボックス、ブレイクダンスなどをこなす。2002年頃より本格的に活動を開始し、2006年にSoul Companyに加入。真実性を大切にしたリリック、高いラップスキル、90年代のニューヨークスタイルに忠実なサウンドなどがヒップホップファンから支持され、RHYME-A-が出すアルバムは毎回「韓国ヒップホップのクラシック」と称されるほど高い評価を受けている。

 

Get Backers (Huckleberry P, Suda)

getbackers_p[1]左からHuckleberry P, Suda

Get Backersは、Huckleberry PとSudaからなるプロジェクト・チーム。PinodyneのメンバーであるHuckleberry Pと、CloudancerのメンバーであるSudaがタッグを組み、2012年に2人でアルバム『Get Backers』をリリースした。韓国No.1のフリースタイルMCとして知られるHuckleberry Pは、2007年にヒップホップ・シーンに本格参入した後、数々のプロジェクト・アルバムを経て2010年にHI-LITE Recordsと契約。ライブパフォーマンスに定評があり、2014年HIPHOPPLAYA Awardsでは「今年のライブ」を受賞した。Sudaは、アコースティックサウンドや社会的なメッセージで知られるCloudancerのメンバーとして活動し、2015年、満を持して初のソロアルバムをリリースした。

 

Born Kim

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小学生の頃からブラック・ミュージックを聴き始めたラッパーのBorn Kimは、中学生のときにSlangと一緒にラップを始め、2000年にBorn Slangというデュオを正式に結成した。Born Slangがラップフェスティバルでグランプリを獲得したことを機に、ヒップホップシーンに参入。韓国ヒップホップシーン発祥の地と称されるクラブ、Masterplanで活動した。2001年、Slangを軍隊に送り出すために作ったトラック『Dear My Friend』でソロデビュー。その後レーベルへと発展したMasterplanと契約し、今もなお同レーベルの看板ラッパーとして精力的に活動している。2013年11月、不汗黨の初来日ライブにゲストとして出演した。

 

Kangsanyeoul

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ラッパー兼シンガーのKangsanyeoul(カンサンヨウル)は、2007年にヒップホップグループのInfinite Flowの2nd アルバムのプロデューサーとしてデビューした。2008年にはアルバム『Love & Hate』でソロデビューし、その後はDJ Juiceとのプロジェクトアルバム『Page #1』、Tugangとのプロジェクトアルバム『이방인(異邦人) part.1』などをリリース。「憂鬱な感性ヒップホップ」という独自のスタイルを持つKangsanyeoulは、持ち前の低音ボイスと優れた容姿を生かし、『비처럼음악처럼(雨のように音楽のように)』などの演劇やミュージカルにも積極的に出演している。

 

DJ Juice

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DJ兼プロデューサーのDJ Juiceは、2004年より活動を開始した。韓国語ラップのライミングのルールを確立し体系化させたP-typeのアルバムを通じて名前を知らしめ、その後も韓国ヒップホップの創始者として知られるGarionやDrunken TigerのDJとして活躍。2008年には初のソロアルバム『STREET DREAM』をリリースし、プロデューサーとしての才能も証明した。近年はメジャーシーンで活躍するヒップホップチームLeeSsangのプロデュースや、Soul Diveの専属DJ兼プロデューサーとして活動領域を広げている。2014年には日本で最も人気のあるジャジーヒップホップ・コンピレーションアルバム『IN YA MELLOW TONE 10』に参加し、日本でも話題を集めた。

 

Boyrock

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ヒップホップ・プロデューサーのBoyrockは、元々はJIN醉(ジンチ)という名前でラッパーとして活動をしていた。2004年にHomeboy Showというグループのリーダーとしてデビュー。2008年に現Soul DiveのZitoとプロジェクト・アルバムをリリース後、徐々にラップから離れてプロデュースに専念し始める。同年リリースしたソロアルバムではビートメーカーとして高い評価を受け、その後はBorn Kim、Garion、Soul Diveなどに楽曲を提供するようになる。2013年5月に名前をBoyrockに変え、Speaking Trumpetの代表曲をリミックスした『Speaking Trumpet Remix Pack vol.1』をデジタルリリースした。2014年にリリースされたSpeaking Trumpetのファーストアルバムは、全曲Boyrockのプロデュースである。

 


 

(c) Speaking Trumpet in Tokyo
主催・企画製作:Speaking Trumpet | SAKIKO a.k.a Vivienne

Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者である鳥居咲子は、幼少期よりピアノと音楽理論を学び、ロンドンに音楽留学をした。現在は音楽記事の執筆、ライブ主催、楽曲リリースのコーディネート、メディア出演など、韓国ヒップホップに関する様々な活動を展開している。著書に『ヒップホップコリア』。音楽以外に関するネタを集めた趣味ブログ『BLOOMINT DIARY』も運営中。別名ヴィヴィアン。
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