Single | Eluphant – Fly Me To The Moon

Written By Sakiko Torii

Eluphantが2014年の大みそか、久々に新曲をリリースしました。新曲のタイトルは、往年の名曲と同じ『Fly Me To The Moon』です。同じ曲名だと思って再生してみたら、本当にそのままるナット・キング・コールの『Fly Me To The Moon』をサンプリングしていました。サンプリングだから無料公開なのですね。

原曲の『Fly Me To The Moon』は、元々は『In Other Words』というタイトルで、1954年にバート・ハワードによって作られました。1964年にフランク・シナトラがカバーしたことによって世界的なヒットとなり、これまでに300人以上がカバーしていると言われています。シナトラがこの曲を大ヒットさせた当時は、アポロ計画の真っ只中でした。「Fly Me To The Moon」とは「私を月まで連れて行って」という意味で、当時の時代背景とよく合ったのもヒット要因のひとつと言われています。実際にシナトラの歌った『Fly Me To The Moon』は、アポロ10号・11号に積み込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の曲になりました。

さて、昨年中にニューアルバムを出すはずだったEluphantですが、ようやく発売されることになりそうです。タイトルは『Man On The Moon(月にいる人間)』で、2011年にリリースされた『Man On The Earth(地球上の人類)』、2012年にリリースされた『Apollo』に続いて「宇宙」をコンセプトにした三部作の最後を飾るとのこと。Eluphantは最近『Galaxy Map』というプロダクションを立ち上げたのですが、今後はこちらを通して作品発表をしていくそうです。「Galaxy Map」も「銀河系地図」という意味ですので、これもまた宇宙に関連していますね。

歌詞を翻訳したので、よろしければ「Lyrics | Eluphant – Fly Me To The Moon」をご覧ください。ボブ・ディランの代表曲『Knockin’ on heaven’s door』やマイケル・ジャクソンの『ビリージーン』が引用されているのが印象的です。ビリージーンはムーンウォークで有名なので、ここでまた「月」というキーワードに繋がりますね。あと、これは普通のセリフだからちょっと不確かだけど、もしかしたら「You Are Not Alone」という部分も、マイケル・ジャクソンの同名曲から引用しているのでしょうか?

人類が初めて月面着陸したアポロ計画のロマン、そしてナット・キング・コールの歌声と合わせて、KebeeとMinosの感性的なラップと歌詞をご堪能ください。

 


 

Eluphant – Man On The Moon のご購入はこちらから

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writerSakiko Torii

BLOOMINT MUSICの運営者。韓国ヒップホップ・キュレーターとして執筆、ライヴ主催、音源/MV制作サポート、メディア出演など多方面に活躍中。イギリスに音楽留学していた本格派。著書に『ヒップホップコリア』。



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