Song | Seether & Amy Lee - Broken


BLOOMINT MUSIC 運営者の SAKIKO が、好きな曲について書くコーナーです。韓国ヒップホップ以外にもジャンルを問わず色々ご紹介します。不定期更新です。

 

Amy Leeは、Evanescence(エヴァネッセンス)というアメリカのバンドのボーカリストです。Evanescenceは2003年に『Fallen』というアルバムでデビューしました。音楽性はメタルですが、クラシックの要素を多く取り入れており「ゴシック・メタル」にカテゴライズされます。ピアノやストリングスの優美な音色にうっとりしつつ、超ハードなドラムビートとエレキギターに乗せて頭ブンブン振りながら聴く感じ。病んだ歌詞やゴシックファッションも相まって、デビュー当初から熱狂的なファンを獲得してきています。

デビューアルバム『Fallen』をリリースした当時は、Ben MoodyというギタリストとAmy Leeの2人組でした。アルバム制作中はもう1人いたんだけど、途中で脱退してしまったので2人組としてデビューしました。その『Fallen』が1,700枚を売り上げるという脅威的なセールスを記録する中、ワールドツアーで世界を回っている最中にBen Moodyが脱退するという残念な事態に。このときの脱退騒動は、未だに当人同士およびファンの間でしこりが残ってしまっています。

それにしてもこの『Fallen』は、全曲捨て曲なしという名盤です。だけどそれもこれもBen Moodyによる功績が大きいわけで、Ben Moodyの脱退劇から10年経った今でも私にとってEvanescenceといえばこの『Fallen』、それからデビュー前に制作した『Origin』であり、今の5人組バンドの姿にはなかなか馴染めません。

で、今回ピックアップしたのは、Amy LeeとSeether(シーザー)というバンドによるコラボ曲『Broken』です。この曲は、2004年にSeetherがAmy Leeをフィーチャリングに迎えてリリースしたシングルで、彼らの『Disclaimer II』というアルバムにも収録されています。Seetherは南アフリカ出身のロックバンドで、ボーカルのShaun MorganとAmy Leeはこの当時恋人関係でした。恋人同士で最高のデュエットを披露し、ミュージックビデオでも共演しているのです。

このミュージックビデオが本当にステキでして。「Broken」とは「心が打ちひしがれる」といった意味なのですが、「俺は孤独なとき打ちひしがれる。君が行ってしまったら、もうダメなんだ。君は行ってしまった。もう俺を思い出すことはない」という切ない歌詞と、荒廃した風景がピッタリ合っていて、とても雰囲気があります。

静かに始まる曲ですが、後半は2人の力強いボーカル、激しいドラムにエレキギター、ストリングスなどの音が重なり合い、聴いてるこちらも打ちひしがれる気分になります。今は別れてしまったので、本人たちにとってこの曲がどんな位置づけになっているのかは謎ですが、我々聴き手にとってはいつまでも色褪せることのないステキな楽曲&映像です。

Evanescenceについては過去に何度か記事を書いているので、もし気になった方がいたらこちらからご覧ください。

 


 

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Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者である鳥居咲子は、幼少期よりピアノと音楽理論を学び、ロンドンに音楽留学をした。現在は音楽記事の執筆、ライブ主催、楽曲リリースのコーディネート、メディア出演など、韓国ヒップホップに関する様々な活動を展開している。著書に『ヒップホップコリア』。音楽以外に関するネタを集めた趣味ブログ『BLOOMINT DIARY』も運営中。別名ヴィヴィアン。
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