Zion.Tがお勧めするアルバム5枚 by Naver Music

Written By Sakiko Torii

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独特の音色に独創的な作業法、斬新なアーティスト

新鮮な音楽、斬新なアーティストを発見したときの嬉しさと爽やかさ。Zion.Tの音楽に初めて触れたときの感覚がそうだった。Zion.Tは、プロデューサーとして独自の感性を込めた曲を作り、「世界のどこにもいない」独特な声で歌い、ステージ上では自分だけの独特なジェスチャーで自分自身と自分の音楽を表現する。独創的なミュージシャンだ。

彼の音楽作業法も実に独特だ。彼は常に小さなノートを持ち歩いている。いわゆる「アイディアノート」だ。人々がしばしば見過ごしてしまうような繰り返しの日常の小さな断片も、Zion.Tは人とは別の視線で見てイメージ化させて手帳に絵描く。その絵をもとに音楽のシナリオを書く。メロディと歌詞を同時に書きながらひとつの音楽を作り出すこともユニークな方法だ。アルバムを作るときも、作った曲を単に集結させるのではなく、最初から完全なコンセプトを企画してイメージ化した後、収録曲をすべて一度に作って同時に作業を進めることもZion.Tならではの特別な作業方式だ。このような方式で誕生したアルバムは、一編のシナリオを読んだかのように強い伝達力を持っている。

「僕がアルバムを買う側の立場だったら、”欲しい”という感じがしてこそ購買意欲を持つようになります。僕が持つ才能なり開発してきたものを利用して、ある意味では大衆が共感できるよう試みています」

独自のカラーが明確なボーカルとラップで好評のZion.Tは、「優れたボーカリストたちの前でボーカリストという言葉を聞くのが非常に恥ずかしい」と言い、「ボーカルでも自分自身を多く開発させていきますが、プロデューサーとしてもっと注目してほしい」と話した。

芸術的感性が豊かで創作意欲に満ちたZion.Tは、音楽を作らない時間は絵を描く。Zion.Tにとって、絵は表現力と伝達力を育ててくれる芸術活動だ。今後彼は音楽と映像が共存する方法を模索するという考えだ。

「今まで出したアルバムはスタイルの面で感覚的というか、見られる刺激で音楽を作ったりもしましたが、これからは内面の話をたくさん盛り込みたいです。感情の話をしてみたい。そして新しさを追求することは止めません」

 


 

Zion.Tが選択した1枚目のアルバム:Marvin Gaye – Ballads


Ballads

朝起きて聴くのがお勧めの曲です。Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の『The Shadow Of Your Smile』を聴きながら眠りから覚めると、夢と繋がっているような感覚に陥ります。起きるのがつらい日はこの曲が助けになります。布団の中であくびをして、何回か転がったり伸びをしている間に曲が終わります。曲が終わるまでに起きる心の準備ができない場合は、もう一度聴いたらいい。曲の後半部分のMarvin Gayeの弱い音色が耳元にかすかに残っています。『The Shadow Of Your Smile』は多くの歌手がリメイクしてきましたが、原曲のメロディーが有名で感性的なので、どのようにリメイクされても良い曲が多いです。その中でもMarvin Gayeの作品が最高です。

 

Zion.Tが選択した2枚目のアルバム:Stevie Wonder – A Time to Love


A Time 2 Love

散歩しながら聴く音楽に推薦したいです。Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)のアルバム『A Time To Love』がリリースされた年(2005年)から海外の音楽に興味を持ち始めたようです。Stevie Wonderを知ったのもその年でした。CDプレーヤーに入れて数え切れないほど聴いたアルバムのひとつですが、毎日制服を着て軽快な足取りで登下校をした記憶が鮮明です。昼でも夜でも、散歩しようがいつだろうが全部いいです。日常生活のどの場面にも似合う音楽です。子供の頃に聴いた海外のミュージシャン。その中でも特にたくさん繰り返し聴きました。Stevie Wonder独自の音色が僕の音楽に大きな影響を与えました。彼が歌う姿やオーラは大きなインスピレーションになりました。

 

Zion.Tが選択した3枚目のアルバム:Jamiroquai – High Times:Singles 1992-2006


High Times: Singles 1992-2006

夏の夜に聴きやすい曲です。Jamiroquai(ジャミロクワイ)の『Runaway』は、ベタつく夏の夜にクールな清涼感を与えてくれます。多くの方が僕の音楽スタイルをJamiroquaiのスタイルと似ていると言いますが、僕がJamiroquaiを好きになったのはごく最近のことです。アシッド・ジャズ風の僕の過去の曲『See Through』を作った当時、実はJamiroquaiのことをよく知りませんでした。でも僕が追求する音楽とよく似ているという評価をたくさん聞いて、僕も彼の音楽をたくさん聴くようになりました。それ以来Jamiroquaiは僕の日常で時を選ばずよく聴く音楽になりました。Jamiroquaiを見ていると、バンドを作りたいという欲望が出てきます。自由に流れる彼の音楽が好きです。

 

Zion.Tが選択した4枚目のアルバム:Janelle Monáe – The ArchAndroid


Archandroid

夜遅くに外出するときに聴くといい曲です。Janelle Monáe(ジャネル・モネイ)の『Tightrope (Feat. Big Boi) 』はまるでパーティーのようです。本当にセンスが溢れています。Janelle Monáeもやはり僕が最も好きなキャラクターを持つ1人です。毎日タキシードのようなヘアスタイルにこだわっている部分もいい。Janelle Monáeを思うと口がせわしなく動く。楽しくしたいときに必ず聴く音楽です。Janelle Monáeはこだわりの強いミュージシャンのようです。女性なのに髪を伸ばさず、綺麗なふりをしないのがいい。頭上部にしかないヘアースタイルは、James Brownの影響を受けたそうです。どんな席でもタキシードとマントを掛けるこだわりのある姿を見て、自分の音楽的な姿を振り返ってみたりします。友達になりたいミュージシャンです。

 

Zion.Tが選択した5枚目のアルバム:Katrine Madsen – Close To You


Close to You

Katrine Madsen(カトリーヌ・マッドセン)の『Close To You』は、意識せずとも口ずさんでしまう。特に寝る前に聴くのがいい曲です。聴こえるか聴こえないぐらいにしておいて就寝の準備をします。この曲は好きですが、理由は分かりません。旋律。メロディーが本当にいいです。非常に幼い頃から、道を歩くときやシャワーのときなど理由もなく口ずさんでいました。実は歌手についてはよく知りませんでした。ただ中性的な声が好きだった。初めて曲を聴いたときは、白人女性だとは知らずに女性らしい声を持った男性歌手だと思いました。幻想的な雰囲気、曲の途中でセッションを交互に聴かせるソロ演奏。ランニングタイムは長いですが、繰り返し聴いても飽きません。

 

出所:Naver Music (2013-06-03)
日本語訳:Sakiko Torii

 

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