Report | 2013 Amoebahood Concert (2/4)


Report | 2013 Amoebahood Concert (1/4) の続きです。

メイキングムービー

韓国語が分からないので、内容は何も分かりませんでした。だけどみんなが楽しそうに会話してる映像を観て、ひたすらニヤニヤしてました。アーティストたちがみんなでふざけたり、面白いこと言ったりしながら笑い合ってて、微笑ましかったです。

でも普段、ブログで歌詞やニュース記事を必死こいて辞書を使って翻訳してるのが大きいみたいで、知らず知らずのうちに韓国語がそこそこ身についていて。MCは一部だけ聞き取れました。とはいってもブログでの翻訳作業だけを通して覚えたので、わりとスラスラ読めるようになってきたたとはいえ、聞き取りはやっぱり苦手です。このメイキングムービーも、韓国語が分かったらすごく楽しかったんだろうなーって思うと残念で仕方ない。最近本格的に韓国語の勉強を始めたので、来年のAmoebahoodではたくさん聞き取れるようになってるといいな。

 

10. Lullaby – Gaeko

ステージの上にグランドピアノが一台。キレイなピアノの音色が静かに会場に響き渡ると、Gaekoがしっとりと歌い始めました。この曲はPlanet Shiverの曲で、私も初めて聴きました。前半はGaekoの歌声を堪能して、後半はPlanet ShiverのみによるDJプレイ。

これがまためっちゃかっこよくて! 巨大なクラブに来た気分でした。ライティングもビッカビカで、爆音のエレクトロサウンドに包まれている時間がとても幻想的でした。ファンカムが見つけられなかったので、どなたかが作成した非公式動画を貼ります。この曲、エレクトロとかトランス好きな人にはたまらないと思う!


(c) FOUNDATION RECORDS

 

11. Polar Bear – Yankie, Akira

1つ前の曲、『Lullaby』が終わった後も引き続きPlanet ShiverがしばらくDJプレイを続けて、パルス波の音がギューーーーーンと爆音で会場に鳴り響きました。超絶かっこよくてトランス状態でした。ちなみにパルス波とはシンセサイザーで出力される音の波形の一種で、ブリーーーンっていうか、ギュイーーーンっていうか、お腹に響いてくるような電子音です。

それで、その爆音に続いてYankieとAkiraが登場しました。AkiraはYankieのお友達だそうです。プロフィールがどこにも見当たらないのですが、若い(?)ラッパーさんのようです。ライブ後にAkiraご本人にツイッターで「日本人ですか?」と話しかけてみたら、「日本人じゃないです」と返事してくださいました。返事なんてまったく期待せずに軽い気持ちで書いたのに、ビックリした。ってかアキラなのに日本人じゃないのかい!(笑)

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で、この『Polar Bear』は初めて聴いたんですが、めちゃくちゃかっこよかったです。かなりディープな感じ。低音の響き方とか超クール。ちょっと記憶が定かじゃないけど、ステージのスクリーンに、この下に貼った『Polar Bear』の公式ミュージックビデオが流れてたかも。「Yankie with Akira」って画面がサブリミナルみたいにチラチラ出てたけど、この歌詞がポンポン飛び出すやつも流れてた気がする。

 

12. 이놈 (こいつ) (I.N.D.O) – Yankie, Akira

Amoeba Cultureが最近進行中の「NOWorkend」プロジェクト(人々に日常の中に休息を与えるため、Amoeba Culture所属のアーティストが自由な形式でやりたい音楽を発表するというもの)で、YankieがEpik HighのTabloとコラボした曲です。Tabloの声で聴き慣れてしまっているのでやや違和感はあったけど、Akiraバージョンもステキでした。元々共演の多い関係のためか、息もピッタリな感じで。

そういえばYankie、1日目は「韓国人のYankieです」って挨拶してて、2日目は「Yankieです。韓国人です」って言ってたんだけど、なんでそんなに韓国人であることを強調するのかな?(笑)

 

13. Rhythm Power – Rhythm Power

そして相変わらず元気いっぱい、Rhythm Powerの登場です。グループ名と同じ名前の曲で、会場を一気に盛り上げます。客席全体が彼らの楽しい音楽と振り付けに合わせて一緒に歌って踊ってました。本レポート(1/2)で前述の通り、私は彼らの歌謡曲っぽい曲調が苦手で、超盛り上がるし楽しいは楽しいんだけど、やっぱYankieみたいなヘヴィーなサウンドのほうが好きだなーと改めて思いました。

 

14. 마이마이+사나이 – Rhythm Power

これも同様にすごく盛り上がって楽しかったんだけど、やっぱり歌謡曲っぽいサウンドがあまり好きになれなくて。Geegooinの声がとても個性的で、ほかの人の曲にフィーチャリングする時は大好きなんですけどね。Simon Dominicのソロアルバムでフィーチャリングした『Complex 3』って曲もGeegooinの声がいいアクセントになってて素敵だし。Boi Bもめちゃくちゃ上手いし、Hangzooの声も結構好きなんだけどね。

ただ、音楽性が好みかどうかは置いといて、キャラが立ってるのがすごくいいと思いました。軽いノリで盛り上がれるのがいいし、トークも楽しいし、人懐っこいキャラみたいのも見てて微笑ましかったです。

 

15. Hooligan’s Anthem – Supreme Team

そして、そして……とうとうこの時が! 2年ぶりのSupreme Teamの復帰ステージです! まず最初にスクリーンに「For us, it’s been a really long time(僕たちにとって本当に長い道のりでした)」というメッセージが流れました。この時点でSupreme Teamの番だなってみんな勘付いたけど、確証が持てるまでザワザワしながらスクリーンに注目しています。そして「Did you miss us, everyone?(みんな、僕たちに会いたかった?)」って。それからeveryoneって文字が消えて「Hooligans?」に書き換えられました。その瞬間、客席のボルテージはMAXに!

ウギャーーーーーーーー!!

と叫んだのは私です。

Hooligan(フーリガン)というのはイギリスの暴徒化したサッカー狂のことを指しますが、Supreme Teamにおいてはファンのことを指します。そしてSupreme Teamの2人が登場し、『Hooligan’s Anthem』が始まりました。ボンボンあがる特効の花火が音楽と合ってて、あまりのかっこよさに鼻血ブー。2人が並んでSupreme Teamの曲をやっている。すごい……。どれだけ多くのファンたちがこの日を待ち望んでいたことか。しかsも私の大好きな曲で幕開けだなんて。

Simon Dominicは、半端なくイケメンでした。さっきまでも数曲で姿を拝んだけど、やっぱりカジュアルな格好をしてSupreme Teamの曲をやってるときのほうがイケメン度が増しますね。そしてE SENS……。「イケメンじゃないほう」と言われ続けてるE SENSのほうが、よっぽどイケメンに見えてしまって、ああこれは完全に病気だなって思いました。恋の病ね。とにかく声が好きすぎて……声が……声が…………

(*´Д`)=зはぁ♥


(c) coucoupetite

 

16. 이릿 (Eat it) – Supreme Team

お次はいきなり新曲。デジタルシングルとして、この公演終了後にリリースされました。『Thanks 4 the Wait(待っててくれてありがとう)』というタイトルで、この『이릿(Eat it)』この次にやった『그대로 있어도 돼(そのままでいてもいい)』が入っています。どちらもまったく違うタイプの曲だけど、どちらも彼ららしいサウンドですよね。『이릿(Eat it)』のヘヴィーな感じも、『그대로 있어도 돼(そのままでいてもいい)』のスムーズな感じも。両方の持ち味を堪能させてくれるなんて、最高のカムバック曲だと思います。

リリースされたオリジナルの『이릿(Eat it)』に比べると、ライブバージョンのほうはフックの部分全体を通して「ヘイ! ヘイ! ヘイ!」と言っています。コンサートではそこが気に入っていたので、コンサートのあとにオリジナルを聴いて、少し物足りなく感じちゃいました。でも本当に期待していた以上にかっこいい新曲を聴くことができて感無量でした。Simon Dominicのパートのピッチダウンしたボイス加工もかっこいいし、E SENSのラップは相変わらずクールだし。

この曲、本当に好きすぎて好きすぎて参りました。iTunesでダウンロードして死ぬほど鬼リピしています。こんなかっこいい曲でカムバックなんて、期待を裏切らないどころか大きく超えてくれちゃって、やっぱりSupreme Teamは最高です!


(C) coucoupetite

 

17. 그대로 있어도 돼 (そのままでいてもいい) – Supreme Team, Crush

Zion.Tの『뻔한 멜로디(ありふれたメロディ)』に続き、2回目のCrushの登場です。またもや同じ感想になってしまうけど、ほんと歌がお上手で。特別テクニックが秀でてるというわけではないんだけど、声の伸びがいいのと、歌うときのモーションがかっこよくて見惚れました。あと、Supreme Teamの2人も声質が全然違うけど、Crushもまた全然違うので、この3人の声が混ざって三者三様で素晴らしい広がりを持たせていました。

これ本当に名曲だわ。コンサートで聴いたときもすごく感動したけど、リリース後にじっくりと音だけで聴いたらさらに感動した。聴けば聴くほどじわじわくる名曲だと思う。そしてミュージックビデオの素晴らしいこと。この日2年ぶりに一緒に立ったステージの様子が映し出されるんだもの。Supreme Teamのファンになってから半年も経たないうちにE SENSが活動自粛になって、今回やっと生でステージを拝めて、その感動と興奮が冷めやらぬ中でこのビデオを観て、悶えるわ、泣けるわ、もう大変でしたよ。

Supreme Teamのカムバックや、『이릿(Eat it)』と『그대로 있어도 돼(そのままでいてもいい)』の2曲については、関連記事を色々書いてあるので良かったらご覧になってみてください。

 

18. Dang Dang Dang – Supreme Team

曲に入る前、2人のラップパフォーマンスがありました。Simon Dominicは去年の『SBS歌謡祭』のサイファーで披露したラップ、E SENSは自分のSoundCloudにアップした『毒 クァルラバージョン』を披露しました。これがまた超かっこよくて、2人のラッパーとしての才能を見せつけられました。Simon Dominicはバラエティ番組にたくさん出てきたために、どうしても大衆からは芸能人として見られてしまいます。でも彼の本当の姿はこれですよね。そしてE SENSについては……これ以上語ると頭おかしくなりそうなので黙っておきます(笑)

その冒頭のラップパフォーマンスを始める際、Simon Dominicが客席に向かって「シッ!」って言ったのが印象的でした。気持ちを集中させてラップをするとき、ざわつく客席に向かって遠慮なく「シッ!」っていう姿を見て、アーティストがライブの主導権をしっかりと握っている感じがして気持ちよかったです。「シッ!」って言われて余計みんな笑っちゃったけどね(笑)

そしてこの曲は「Louder!」とか「Dang! Dang! Dang!」とか一緒に叫んで盛り上がるポイントがいっぱいあって楽しかったです。ジャンプもしまくった! この曲は彼らの代表曲なんだけど、今まであんまり好きじゃなかったんですね。あまりにも大衆的すぎるから……。でもこうやって生で聴いて一緒に盛り上がったら、一気に大好きになっちゃいました。


(c) ahaha1024

 

ということで、トータルで4曲を披露してくれたSupreme Teamのカムバック・ステージ。コンサート終了後、Simon DominicがTwitterにアップした写真がとてもステキでした。

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<日本語訳>Supreme Team 復帰

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Report | 2013 Amoebahood Concert (3/4) に続く

 


Sakiko Torii
About Sakiko Torii
BLOOMINT MUSICの運営者。イギリスでの音楽留学経験を生かした音楽的に深みのある記事が売り。独自スタイルのライブ企画、楽曲リリースのコーディネート、ライター活動、各種メディア出演など、韓国ヒップホップにおいて多方面に活躍中。著書に『ヒップホップコリア』。別名ヴィヴィアン。
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